こんにちは、つるです。
20代後半から英語と韓国語を始め、それぞれ現地で言葉を使ってきてしばらく経ってからわかったことがあります。
韓国語の始め方、完全に失敗した。
そのおかげで今になって発音問題にぶち当たって大変なことに…。
結論から言うと、最初にマンツーマン授業で正しい発音を身につけておくべきでした…。
趣味で韓国語スタート。数年後の今、語学堂の2級クラスへ留学
韓国語って語順が日本語と同じで似たような単語も多いので、ハングル文字を見慣れればとっつきやすい言語だと思います。
アイドル歌手グループや韓国ドラマなども人気で耳慣れる機会も多いです。
私もそういうきっかけがあって、大学の選択授業や1〜2週間程度の趣味の短期留学でハングルの読み書きとか単語を覚えたりとか簡単な言い回しを使ったりとか、なんとなく韓国語をかじりました。
ちゃんとした文法とかは全然勉強していなかったのもあって、今回の語学堂への留学では2級スタートでした。(1〜6級まで。6級が一番上のクラス)
2級ではまだ発音問題は露呈していなかったんです、それ以前の課題が多すぎて。
語彙も文法もまだまだ知らないことだらけ、読み書き聞き取りの力を蓄えている段階でした。
会話で言うと、2級では全体的にまだまだ世間話をするっていうようなレベルではない…というか、言いたいことの単語が出れば良い方!文法も入れてつぎはぎで組み立て言葉にできればより良い!みたいな感じでした。
(もちろん人にはよります。ただクラス全体で見たときのレベル感がこういう感じ)
だから初級まではまだ良かったんです。
でも次の3級に進級したらいろいろと見えてきた
3級になり、少し話せるようになったからこそ気づいたことがあります。
それは、韓国人に何か言ったとき、「聞き返されること多い気がする…」というものです。
その後、語学堂で先生と一対一で会話のテストをしたときに指摘され、それは確信に変わりました。
私、正しい発音、できてない!!だからパッと聞き取ってもらえないのか…。
日本語では全部同じ発音だけど韓国語では2〜3種類くらい分けて発音する「ア」「ウ」「ン」だとか「カ」「ッカ」「ガ」とか、なんとなくノリで発音してしまっていました。
でも特に気にしていなくて指摘もされず、ここまで来てしまったということです。
いくつも語学学校行ったことありますが、大勢のクラスだと一人一人の発音矯正って、ほぼしないです。
だからその人の癖やなまりって本人が気づいて直そうとしない限りそのままです。
(それはそれでいいじゃん!っていう説ももちろんあります。)
でも私は実質通じないと不便だしストレスを感じるので、直していきたいと思っています…。
まず、マンツーマン授業で正しい発音を習うことが逆に近道になる
ここで思い出すことがあります。英語の勉強についてです。
私は当時「中学校から英語の授業を受けたけど使う機会もないし単語も文法もほぼ忘れてるし全然話せない」という典型的な日本人と同じ状態でフィリピンの語学学校に行きました。
そこで朝から晩までマンツーマンレッスンを2カ月間みっちり受け続けました。
意外かもしれませんが、発音の授業とかもあって、ネイティブに通じないような発音は一つ一つめちゃくちゃ丁寧に矯正されました。
音読専用の教科書を使った音読チェック&指導も毎日ありました。
レベルは一番下の初級で、ほぼゼロからのスタートでしたが、それが効きました。
その後行ったカナダで現地の人に「日本語訛りがなくて聞き取りやすい」「発音がきれい」と言われたり、複数の国の人たちと話していても途切れず会話が成り立つまでになりました。
そして、今思い返してみると、フィリピンマンツーマンレッスンには、「ワーホリが終わってから来ている人」や「別の国で語学学校に通ったけど、もっとちゃんと学びたくて来た人」が一定数いました。
その子たちが口を揃えて言っていたのは、「最初こっちに来て、実力を身につけてから他の国に行けば良かった」ということです。
さらに、ある程度できていて上のレベルに入った子の中には、授業を受けても指摘を受けても発音を変えないままの子もわりといました。
予測するに、もう英語の語彙や文法についての知識自体はあるし、聞き取りもある程度できてしまうし、ニュアンスで会話もできてしまうので、苦労してまで正しい発音で話したいと思う気持ちがそこまでなくなっているんだと思います。
発音が微妙でも他の部分で上級レベルまで達すれば「コミュニケーションについてそんなに困ってない、そこまで目指してない」というような状態になれるのかもしれません。
ですが結局、どうせ勉強するならどのみち最初に正しいものを身につけた方が楽!というのは言えるかなと思います。
まとめ
マンツーマンとは言っていますが、今は動画もたくさんありますし、最初から自分で正しい発音を意識して身につけるというのも一つの手段ではありますね。(定期的にチェックをしてもらえるとさらに良さそう)
それと、極論、いつからだって間違いに気づいて改善することはできます。
でも、今本当に実感しているのは、癖を治すことの面倒くささです。
もう知っている単語をあらためて見直して発音練習をしなおして…ってすごく果てしない作業に思えてきます…。
しかも無意識に発音していたものなので、意識しているときはまだしも咄嗟の時に出てしまうのは間違った方の音だったり…。
だからこそ最初の癖のついていないときに正しい発音を身につけてしまうのがベストだなと実感しました。
正直なところ後悔していますが、やれるだけやってみたいなと思っています!