ニュージーランドの保育を学びに海外ボランティアしてきた(6日目)

Child Care

 

ついに2週目に突入しました。

 

前回の記事はこちらです。

 

 

 

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NZ保育園ボランティア6日目

 

ラグビーに親しむ子どもたち

 

マジックテープで簡単に着脱できるチームカラー

 

世界最強ラグビーチームを持つニュージーランド。プリスクールの子どもたちもラグビーに親しんでいます。

 

ラグビーボールと、上の画像のチーム分けの装備(ゼッケンのような役割のもの。黒い帯状のものを腰に巻いて、そこにチームカラーのひらひらをつける)が用意してあり、日本でいうドッチボールくらい気軽に取り組んでいる感じでした。

 

しかも、子どもたちはタックルのかわりに、マジックテープのひらひらを剥がします。

3歳から5歳くらいまでのこどもたちが男女もごちゃまぜになって遊ぶので、このルールは安全だしわかりやすくて良いなと思いました。

 

 

大人に口出しされない、子どもたちの世界

 

園庭の遊具。安定感もありつつ、移動させることもできる。

 

この遊具を家に見立てて、この中に篭っておしゃべりをしたり、ブランケットや、薄くて大きい布切れ、スカーフを被って遊んだり。

 

好きな本を外に持っていって読んでいる子どもたちもいました。

 

子どもたちだけの世界で遊びを広げられること、細かな制限がなく遊びに取り組むことができる環境が改めて素晴らしかったです。

 

 

ベット、布団、枕、椅子、机。

 

ベッドや布団が遊びの環境として設定されているのに驚きました。

 

子どもたちはここでごろごろしたり、ぬいぐるみを寝かせてみたりしていて、とても良いなーと思いながら見ていました。

 

日本でもこういうのあればいいのにな。

 

 

台車。子どもが乗ることもできる。

 

子どもってどうしてあんなに箱というか、入れ物が好きなんでしょう?入れるサイズの箱を見ると入ってみようとしますよね。

 

同じ理屈なのか、この台車も大人気で、2人くらい入って、他のもう1人が引っ張って園内を駆け回っていました。

 

こういう台車自体は日本の園でもたいてい用意してありますが、「これはモノを運ぶもの!」と注意されている場面をたくさん見てきたので、改めて違いを感じてしまいました。

 

 

マット、トランポリン、サーフィン板など。

 

 

 

自然の生き物に興味津々

 

園庭の一角のガーデンコーナー。

 

ガーデンコーナーでカタツムリとナメクジを見つけた子どもたち。もう大興奮で、

”Get it! ” 「それ取って!」

”Get one! “ 「一個取って」

と大騒ぎでした。

 

土や石から移動させて、テーブルの上に置いて観察してみたり、触ってみたり、木の枝でつついてみたり…。

触って大丈夫なのかな?と思っていたら、先生は「あとで手を洗ってね」と一言声をかけていました。

 

これをきっかけに、フランス系の男児とキウィの女児と私で毎日カタツムリとナメクジを探すのが日課になりました(笑)

 

 

 

「歌うこと」のあり方

 

左のボックスが楽器入れ。

 

今日の集まりの時間の活動は、音楽がメイン。

 

マラカス・ミニギター・ギター木の板・タンバリン・太鼓・ミニ木琴・ミニ鉄琴などの楽器が置いてある可動式の白いボックスコンテナ(画像左)を囲んでみんなで円になって座りました。

そして名前を呼ばれた子から選んで持っていき、一緒に歌をうたいました。

 

 

選曲は子どもたちのリクエストや先生の提案で。

皆で歌っているとき、小さい声でも、歌詞があいまいでも、誰も何も言いません。

先生がリードして、子どもたちは楽器をかき鳴らしたり、歌詞がわかるところを歌ってみたり。

 

何曲か続くと、少しずつ、途中で立ったり、踊ったりしはじめました。

ダンスに夢中な子もいれば、エアギターでギタリストになりきっている子、大声で集中して歌っている子、シャイな子は歌わずにみんなのことを笑顔で見ていたり。

 

 

 

子どもたちはそれぞれの方法で、「みんなで歌ったり踊ったりするの楽しい!」という気持ちを体いっぱいで表現していました。

 

「これが本来の音楽を楽しむ姿だ」と思って感動すらしました。

 

盛り上がっても盛り上がらなくてもそれでいい。声が大きかろうが小さかろうが歌わなくたってそれでいい。

この活動の目的とねらいは、「音楽を楽しむ」「友達と一緒に音楽に親しむ」ことでしょうから。

 

 

 

 

というかそもそもなぜ、日本の保育・教育では歌を強制的に大声で歌わせるんでしょうか?

この謎の取り組みって、保育園・幼稚園からはじまり、高校くらいまで続きますよね。

 

 

歌いたくもない歌を人から無理やり歌わされるって、一体なんなんでしょうか?

 

「音楽を楽しむ」という類の教育のねらいが設定されているでしょうが、もうそんなの言葉だけになっていますよね。実態がまったく伴っていない。そしてそれに気づかないでそれを続ける園や学校、保育士や教員…。

 

 

日本で当たり前に行われ続けている異常な保育や教育のあり方が、新しい時代には変わっていくことを、心から願わずにはいられませんでした。

 

 

 

7日目に続きます。