“現状を変えて理想の自分になる方法=夢を叶える方法”を具体的に知りたい人におすすめな本でした。
夢を叶えるための考え方
個人的に、特に「ためになる」と感じた3つの文章をピックアップしました。
“ 時間イコール命です。
そう、積み重なった時間はあなたの命そのものと言えます。
命を大事にすることイコール時間を大切にするということとも言えます。”
“時間=命”の一言が心にグサッと刺さりました。
この意識があるかないかでは時間(命)の使い方が大きく変わってくるのは言うまでもないですね。
この考え方を知ることができただけでもこの本と出会えて良かったです。
“「自分で思いつく夢はほとんど叶い、逆に叶わない夢には気づけない」
これが私が3万人以上の人とお会いする中で確信したことです。”
3万人以上の人たちを見てきたカウンセラーである著者の方が言うのだったら本当にそうなんでしょう。
「思いつくならなんでも叶う」と思うとワクワクしてきますね。
本文では具体例として、転身や転職に成功した一般の人たちや、不可能と言われていた無農薬リンゴ「奇跡のリンゴ」を作り出した農家の木村秋則さんや、ヨーロッパのセリエAに入団する夢を叶えたサッカーの本田圭佑選手を挙げています。
“ あなた自身の未来は、勝手に良い方向に考えてください。 (略)
未来は、まだ来ないから「未来」と書くわけで、まだ来ない結果を、過去の延長線だけでネガティブに考えるのは、とてももったいないことです。”
人間はどうしてもこれまでの経験からものごとを捉えてしまいます。言ってみればそれが普通です。
ですが、その常識はとっぱらって、これからは好きに自由に最高の未来を決めて良い、いやそうするべき、ということです。
そうして勝手に良い方向に考えた未来やセルフイメージをノートに何度も書くことで、脳や潜在意識に認識させることも大事だそう。
次はこのような“ノートをどう使っていくのか”という部分を紹介します。
夢を叶えるための行動
本書では、“ドリーム・ノート”を作成することを推奨しています。
“未来の夢や希望を書き込むドリーム・ノートは、あなたの夢を実現してくれます。(略)願いごとは定期的に書き続けることがとても重要です。”
定期的にというのは、最低でも月に一度。そのときには、叶えたいことを3件以上書くといいと述べられています。
そうやってノートに書いたり見返したり書き直したりを繰り返していくことが重要らしいです。
さらに、そこには「人生の究極の目標」も書くと良いとか。
“自分だけが得をしたり、自分だけが幸せになる目標ではなく、大きく関係する人たちも、自分も幸せになるような目標にすることをお勧めします。(略)
「人生の究極の目標」は、「人類の医療に貢献する」ことで、細かな願望として、「外科医になる」などが出てくるのが良いのです。”
著者の丸井さんの場合は、職場での足の引っ張り合いなど社会の中で苦しんでいる人たちを見て、家族の愛の中で生きてきた自分のアイデンティティを活かし、「人類が仲良くコミュニケーションを取れるように貢献する」というのを「人生の究極の目標」にしたそうです。
“人生の究極の目標”って、自分にとっては一体なんだろう…。
考えたこともなかった。それに気づけて良かったです。
まとめ
私自身もノートや手帳に書く習慣がついてから大きなものから小さなものまでたくさんの夢が叶っていって、人生が充実していくようになった気がします。
これから人生の目標を見つけつつ、ノートを活用していきたいと思えました。