『リッチな人だけが知っている宇宙法則 お金、愛、最高の人生』Keiko (ソウルメイト研究家)/大和出版 を読んだら、もう好きでもない仕事なんてできなくなってしまいました。
それくらいの意識改革が起きたので、仕事やお金について考えさせられた部分をまとめました。
キーワードは「リッチ」と「ギフト」
この本で言う「リッチ」とは、以下の状態のことを指します。
“「自分が望むことすべてを、何の支障もなく、思いのままに実現できる」ということ。そのための経済的、時間的、空間的、精神的自由が許されているということなの。”
こんなふうに生きられたら理想的ですよね。
ではどうすればいいのかというと、自分の「ギフト」を活かすことが必要だそう。
「ギフト」とは「与えられた資質」のことで、「好きでたまらないこと」「やらずにはいられないこと」などがそれに当てはまるそうです。
他にも、
“子供の頃から好きで自然にやっていた。夢中になってやっていた
長時間やっても疲れない。むしろ元気になる
なぜか人に頼まれ、やってあげるとおおいに感謝される”
上記のようなものも自分のギフトである可能性が高く、このギフトをどれほど活かしているかが収入にも比例すると言います。
収入を増やしたい人が仕事に対して持つべき意識
私は何の疑いもなく、「仕事=収入を得る方法」だと思っていました。ですがこの本には、その意識を変えるべきだと書かれています。
“「仕事=お金を得るための手段」ではなく、「仕事=自分を表現するための手段」というふうに。”
著者のKeikoさんは会社員を辞めて自分がラクにできることを自由に表現するようにしたら収入が増えたそうです。
彼女の場合は、ソウルメイトリーディング(占星術鑑定の一種)や翻訳、ジュエリーデザインなど。
また、人は、感動したものや心を動かされるものにお金を払うので、収入を増やしたいなら、「人を感動させる自分なりの方法」を考えると良いらしいです。
“「割りのいい仕事ないかな?」じゃなくて、「どうしたら人を感動させられるかしら?」と考える。”
例として、エステサロンの話が出てきます。
予約が難しいほど流行っているエステサロン(①)はチリひとつないほど清潔(②)で、こだわりの絶品紅茶(③)が人気で、と感動の宝庫。
そこのオーナーは①人の肌を触るのが好きで、②掃除好き、③紅茶マイスターの資格を取るほどの紅茶通で…と、このように、惜しみなく自分の「ギフト」を使って感動を与えている人は成功を手にできるとか。
好きな仕事で自分も人も喜ばせるべき
普通の人は、目先の利益を優先してしまいます。生活のために、と我慢して働いている状態ですね。これはまったく珍しくはありません。
ですが、リッチな人(リッチになる)人は自分の魂の声を優先する=自分が本当に好きなこと・やりたいことを仕事にする、と言います。
なぜなら、
“魂が喜ばない仕事(楽しめない仕事)をしていると、心も体力もすり減っていくだけ。いっぽう、魂が喜ぶ仕事(心満たされる仕事)をしていれば、働けば働くほど喜びと幸せで満たされる。”
そして人を幸せにすることもできる、とのこと。
例えばたった今、
・楽しくない仕事を惰性で続けている人
・心満たされる仕事を始めた人
がいたとしたら、2人の1年後はどうなっているでしょうか。
Keikoさんは、その5年後、10年後は?…とその差があまりにも大きいことを説いています。
もしも今、好きを本業にすることが難しければ、週末だけでもなんでもギフトを使う時間を意識的に作ることや、「しあわせ」と感じる時間を意識的に作ることをおすすめしています。
「ギフト」を仕事にしているはずなのにうまくいかないとき
好きな仕事が軌道に乗らない場合、ギフトを一つしか使っていない可能性があるそうです。
“「私のギフトはこれしかない!」なんて限定しないで、「これもギフトのひとつかも」って思うもの、ぜーんぶ使っちゃうのがベスト。”
ここでは、大手事務所所属の売れない女優が趣味にしていたヨガのインストラクターになったら、ヨガ専門誌のモデルに抜擢、雑誌の仕事が増え、事務所を変えたらドラマ出演が決定…と別のギフトを使ったらうまくいくようになった例が紹介されています。
また、ギフトをオープンにしていない(人目につくようにしていない)、人のために使っていない(人と繋がっていない)という原因も考えられるそう。
まとめ
- 「リッチ」になるためには自分の「ギフト」を活かすこと
- 仕事に対しては「自分を表現するための手段」「どうしたら人を感動させられるか」という意識を持つべき
- 自分も他人も喜ばせるような心満たされる仕事をすることが数年後の自分のためになる
- 好きな仕事がうまくいかないときは、別のギフトを使ってみたり、より人目につくようにしてみると良い
読み終えてみたら、もう「好きを仕事にするしかないな」と思いました。
さらに、本の中には、
・どういう感情でいるのがいいのか
・どう感情をコントロールするのか
・どういう場所に住むのがいいのか
など、「好き」がわからなくなってしまった人へのアドバイスが具体的に書かれているので、興味のある人はぜひ読んでみてください。
面白かったです!
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