こんにちは、つるです。
宅建試験について何も知らなかった8月上旬から勉強をスタートし、10月下旬の宅建士試験を受けて無事一発合格しました。
- どうやって合格したのか?
- どんな風に勉強を進めていたのか?
- どれくらい(時間・量)勉強したのか?
- おすすめの教材や本は?
など、当時30代会社員だった私が約3ヶ月で合格するためにやったことをご紹介します。
勉強法①過去問を徹底的に繰り返し解く
この衝撃の体験談↓を読んで、過去問の重要さを知り、ひたすらに過去問に取り組みました。
実はこの記事を見つける前は、参考書をじっくり読んで頭に入れようとしたのですが、どの分野も内容がまったく理解できず…。
「どっちにしろ何が何だかわからないし、そんなに大事なら過去問を解いていこう」と方向転換しました。
具体的な過去問の進め方
- とりあえず解いてみて、答え合わせする
- 「間違えたところ・わからないこと・曖昧な理解や記憶」を放置せず、参考書やYouTubeで調べる
- 自分なりに知識を整理する(紙に書いたり、図にまとめたり)
- また過去問を解く
最終的には、上記の手順で進めていました。これがおすすめです。
というのも、私は最初の頃「内容を理解すること」よりも「良い点数を取ること」を重視して、見直しもろくにしないまま雑に問題を繰り返していました。
ですが、心から理解をしていないので問題文が少し変わると解けず、ひっかけにひっかかり、点数は伸びず…。逆に非効率的でした。
大切なのは、本番で点数を取るために、『見直しや振り返りこそ丁寧に時間をかける。自分の頭で納得する。(=自分の言葉で理解する。)』ことだと気づきました。
※こちらの動画を参考にしました。まだ見ていない方はぜひ。
過去問の使い方のポイント
宅建の問題には、大体4つの選択肢の中から正しいものor間違っているものを選ぶ方式が多いです。
ですが、それぞれの選択肢自体が「正しいことを言っているか、間違っていることを言っているか」判断して○✕をつけながら問題を解いていく、という使い方がおすすめです。
つまり、選択肢の一つ一つで一問一答をやっていきます。
効率も良いし、問題には慣れるし、ひっかけに気づきやすくなり、良いこと尽くしです。
点数が取れなかった頃の私は、「なんとなくこれ?」と4択から正解を一つ選んで答え合わせをして終了、じゃあ次へ…と雑に進めていました。(曖昧なものを曖昧なままにしてしまった)
ですが、この4択全ての正誤を判断する方法に変えたら、自分の中で微妙な知識の一つ一つも確認するようになり、ムラのあった正答率も安定していきました。
勉強法②困ったらYouTubeを見る
ここは声を大にして言いたいのですが、YouTube(宅建みやざき塾のチャンネル)なしには私の合格はなかったです。
それくらい活用していました。
参考書やテキストの説明ではなかなか理解が難しいことも、動画で解説されたらスッと頭に入ってきたりしますし、語呂合わせなど音で覚える方がスムーズな箇所もありました。
また、ナイーブになったときなど、メンタル的な支えの役割も果たしてくれ、不安がピークに達していた試験前日もみやざき先生の動画に励まされました。
なので、独学者こそYouTubeに頼ることを熱烈におすすめします。
おすすめチャンネルその1 宅建みやざき塾
わかりやすい・楽しい・勇気づけられる、宅建合格に向けてマストなチャンネルです。
おすすめチャンネルその2 宅建ちゃんねる_資格スクエア
初心者のつまづきポイントの解説などを短い時間で気軽に見れるので、なかなか勉強する気持ちになれないときなどによく流していました。
一緒に頑張っているような気持ちになれて良かったです。
勉強法③スキマ時間に一問一答を解く
主に出勤と退勤の移動時間中に、スマホアプリで一問一答に取り組んでいました。
使っていたのはこちら。
前述の『宅建みやざき塾』監修のアプリです。
無料で、シンプルで使いやすく、ストレスなくいつでもサクサク利用できたので良かったです。
「過去問からの出題」というのも安心ポイント!
何かの待ち時間とか、空いた時間にも本番の1点を積み上げる感覚で続けていました。
おすすめの参考書と過去問は、ずばりこれ
私がいつも使っていた本の教材は合わせて3冊だけです。
①参考書(テキスト)
口コミ評価が高かったので買ってみたのですが、最後まで愛用しました。
フルカラーで見た目がとっつきやすく、解説も読みやすいのでおすすめです。
②分野別の過去問題集
分野ごとの理解を深めて点数に繋げるため、繰り返し使っていました。
自分の得意&苦手な部分が浮き彫りになるし、それを潰していくツールとして役立ちました。
この『わかって合格る』シリーズが素晴らしいのは、分野別に冊子が切り離せるという点です。
参考書&問題集は嵩張るし重いので、それぞれ切り離して手軽に持ち運べるのがものすごく便利でした。
なので、家だけじゃなくて職場や図書館、ファミレスやカフェで勉強する予定がある人はこのシリーズを選んで良いと思います。
③12年分の過去問題集
- 収録されている過去問の年数が多かった
- 難易度順に掲載されている
- 全体の見やすさや解説のボリュームのバランスがちょうど良い
この3つのポイントで選びました。
過去問の内容自体は同じなのですが、使いやすかったのでおすすめです。
教材も今はいろんなメーカーから出ているので、本屋さんで実際に見てみて自分が惹かれたものを使うのも良いと思います。
一つ断言できるのは、いろんな種類を使う必要はないということですね。
試験のベースは過去問なので、予想問題集には特に手を出さなくても良いのかなと思います。
(ただ、例外として、「過去問だと点数取れすぎてだらけてきた…油断しているかも…」という人は数回やってみてもいいかもしれません。過去問より点数落ちるようなので)
結局どのくらい勉強したのか?
過去問は少なくとも40回以上解いた
夏から試験前日までにトータルでどれくらい過去問を解いたかと言うと、50問を最低でも40回くらいです。
過去12年分の過去問を少なくとも3周は繰り返し解いたことになります。
試験直前期は一気に50問解いていましたが、それまでは「5問とか10問とか細切れでもいいからやる。その時間でやれるだけやる」というスタンスで取り組んでいました。
勉強を毎日続けられるようにハードルを低く設定していました。
時間はどのくらいかかったのか
8月〜9月中旬までは一日1時間〜4時間などかなりムラがあったのですが、本番まで一ヶ月を切った頃からは、起きている時間の全部を宅建の勉強に使うスタンスで勉強していました。
食事や家事の時間も短縮するために全部外食・中食で済ませたり、掃除はロボット掃除機にまかせたり、最後の一ヶ月はとにかく生活の全てを宅建合格に向けて使いました。
この時期は本当に宅建の勉強をした以外の記憶が何もない…(笑)
さらに、試験当日の三日前くらいからは有給を取って、試験会場近くのホテルに泊まって、ひたすらに過去問に取り組んでいました。
ユーキャン等のサイトでは、宅建合格までは300時間〜500時間が必要とされていると書かれていましたが、例えば一日4時間の勉強だとして×80日で=320時間なので、やはり結果的には300時間くらいは勉強したのかなと思います。
まとめ
知識ゼロから3ヶ月間の独学で宅建合格した私の勉強法は
でした。
とにかく過去問と徹底的に向き合うことが合格の秘訣だと思います。
曖昧な部分を繰り返し繰り返し潰していったことが合格へ繋がりました。
合格に向けて行なっていたマインドセットは以下の記事にまとめました。
最後に、「合格のためにぜひ早めに読んでほしい!」というおすすめ本を紹介します。
難関試験に対するそもそもの考え方だったり、メンタル管理だったり、モチベーション維持の部分で感銘を受けました。
少しでも役立つ情報があったら嬉しいです。
皆さんの宅建合格、応援しています!
コメント
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