ここ10年ほどの間、スキンケアで迷走し続けています、つるです。
肌断食をしてみたり、肌に良いと言われる商品を試しまくったり、ゼオスキンやってみたり皮膚科に通ったり漢方を飲んだり…。
一時期、冗談じゃなく何を使ってもダメで毎日次々にニキビができたりもしていました。
そのときに比べたら、今は肌が本当に落ち着きました。(ニキビはたまにできるけど、毎日ではないしすぐ治るレベル)
それでやっと気づいたことがあります。
私、敏感肌じゃなかった。脂性肌よりの混合肌だ。
ということに…。
「自分は敏感肌」という洗脳
今になって冷静に振り返ってみれば、少なくとも5年前にはこの「自分は敏感肌だ」という呪いにかかっていました。
だから選ぶスキンケア用品もその使い方もスキンケア習慣も、何もかもがズレてしまっていたんです。
きっかけはニキビや肌荒れが続いたときに見た、いくつもの情報や言葉だと思っています。
例えばですが、「洗いすぎは良くない!肌のバリア機能が低下!美肌菌がいなくなる!」とか「これは問題のある成分が入ってる!無添加のこれなら安心!」とか「私はこれをやめたら肌が綺麗になった!」とか…。
おそらくこういう自分向けではない情報や意見を知らない内に採用して、いつの間にか「私は敏感肌だから洗いすぎや強い成分には気をつけなきゃ!」ってなってしまっていたようです。
もはやこの思い込み・刷り込みにすら気づかずに、「一体どれが一番肌に優しいのか」とか「何が一番肌への刺激が少ないのか」とか、そういう視点で全部決めていってたんですよね。
それで、結局、「評判の良いスキンケアをどれだけ試したって何も合わない!何を使っても良くならない!」となっていました。
それはそうなりますよね。なぜなら、自分の肌質には合っていないのですから。
敏感肌向けの商品もスキンケア習慣も、私の肌にとってはいっそ悪影響を及ぼしていたんです。
自分の肌質を知る方法
最初におかしいなと思ったきっかけは、「かなり評判が良くて成分も良い敏感肌向けの商品を使ったとき、逆にニキビがひどくなったり角栓が詰まったりした」ことです。
確信を持ったのは、会社員Jちゃんという方の動画で皮膚科の先生が、
『弱酸性の洗顔料で顔を洗った後、何も塗らずに2時間待つ。その間に痛みが出ず、自然に脂が出てきたらオイリー肌。』
と話しているのを聞いたときです。
(2:30〜)
さらに、出てくる脂の箇所(TゾーンとUゾーン)や脂の量もよく観察する必要があるそうです。
乾燥肌の人は皮膚が痛くなると言っていたので、おそらくですが敏感肌の人も痛みや赤みが出てくると予想されます。(あくまで推測ですが…)
かつて2年ほど肌に何も塗らない肌断食スキンケアを行なっていたほどなので、もうこの時点で「私は乾燥肌でも敏感肌でもなかった!!オイリーニキビ肌だ!!しかも頬は乾燥しやすいから、混合肌だ!!」と思いました。
振り返れば、私が一番肌が綺麗だった高校時代に使っていたのはまさに「混合肌向け!」と言われている商品でした。
「もっと肌に優しくしなきゃ!もっと良い成分の商品を見つけなきゃ!」という思い込みから目が覚めた私は、これまでのスキンケア用品をすべて変え、習慣も変えることにしました。
混合肌向けのスキンケア・習慣に変えてからどうなったか?
およそ1ヶ月が経ちましたが、結論から言うと、肌がめちゃくちゃ回復しました。
具体的な変化はこちらです。
- 鼻〜頬にかけての黒ずみや毛穴の開きが格段に減った
- 顔面のどこにも見当たらなかったキメが戻ってきた
- 手触りが良い部分ができて、ザラザラしている部分(ケアしなければいけない部分)がよくわかるようになった
- 額や顎周りの小さい白ニキビができにくくなった
変わっていく肌を見ていると、これまでいかに合わないものを使って間違ったケアをしていたのか、怖くなるくらいです…。
変えた点は以下です。
- ジェルクレンジングや洗浄力の優しいオイルクレンジングでさっと洗う →魔女工房のオイルクレンジングでしっかり洗う
- 敏感肌用の泡洗顔、泡をさっと乗せてすぐ流す →普通肌用の泡洗顔、たっぷりの泡でよく洗う
- 朝洗顔は水で済ます →朝も泡洗顔しっかりする
- 化粧水とクリームをさっと塗る →グリセリンフリーの軽い化粧水をしっかり入れる+美容液+水分クリーム
- スキンケア後にテッシュオフしたりしなかったり →脂が気になったらすぐあぶらとり紙を使う
他の製品はまだリピートするか迷っているのですが、魔女工房のピュアクレンジングオイルだけは使い続けると心に決めました。
使って1週間の時点で黒ずみがかなりマシになっていたからです!!
それでいて全然刺激もないですし、使用感も良く、香りも自然な柑橘系で、コスパもよく、パッケージも変じゃないし、普段用のメイクは落ちるので、今のところ非の打ち所がないです。
クレンジング迷ってる方にもおすすめできます。
まとめ
まだまだ気になる部分はあるのですが、一回この気づきを得られて良かったです。
今後も実験しながら肌の様子を見つつ、良いものがあったら紹介できればと思っています!