こんにちは、つるです。
もともと肌が強い方ではないのですが、昨年の夏から今年の花粉の季節にかけて、私の肌は人生で一番荒れ爛れていました。
その原因が、まさかの「水」と「金属」だったんです…。
これは、ニキビがどうにもならなくて色素沈着で跡になって残ってしまった半年後にやっと発覚しました…。
同じような人がいるかもと思い、原因判明までの過程を記事にしました。
(フードアレルギー検査と金属アレルギー検査も受けたのでそれにも触れています)
治りにくいニキビの発生
ニキビは特に直接的なきっかけがわからず、突然ポツポツとできはじめました。
最初は、「仕事のストレスかな?」「ホルモンバランスのせいかな?」と思いました。
使っているスキンケアアイテムは特に変えていなかったので、他に原因が考えられなくて。
でもこのときはあまり気にしていませんでした。ストレスがなくなれば治ると思っていたので…。
ですが、予想に反して、そこから仕事を辞めて気に入った部屋に引っ越してストレスから解放されても、ニキビは良くなるどころかむしろ悪化していきました。
痛いし痒いし、しかもいつまでも治らない。
顔だけじゃなくフェイスラインにもボコボコと大きいニキビができるようになっていきました。
皮膚科での血液検査+飲み薬+漢方+塗り薬でも治らず
退職や引っ越しが続いてバタバタしており、それが落ち着いてから皮膚科に行くことに。
そこでは強めの飲み薬+塗り薬を短い期間使用し、その後は漢方を持続的に使用していく治療を始めました。
最初に血液検査をしてもらったのですが、血液の数値で「何か」に過剰反応していることが発覚しました。
「何」に反応しているかまではわからないとのことでしたが、私はひどい花粉症で埃やハウスダストへのアレルギーも持っているため、まあそのへんの何かだろうな…と軽く考えて、そのときは終わりました。
また、ホルモンバランスについては特に問題がないとのこと。
このときは、「漢方で治るだろう」と信じていました。
美容皮膚科でのピーリング+エンビロンでも良くならない
ところが、2ヶ月ほど漢方を飲み続けても、改善の兆しが見えませんでした。
この期間にも、肌に良いと言われることは一通り試しました。
しかし食べるものに気をつけてもきちんと洗濯をしても日焼け対策をしてもちゃんと寝ても運動しても水をたくさん飲んでも、これといった効果は見られず…。
スキンケアなんて、これまで大丈夫だったものも疑って、一体何が悪いのかわけがわからなくなって、毎日新しくでき続けるニキビに悩まされ、辛い日々が続きました。
そしてここで「美容皮膚科に頼るべきなのでは?」と思いつきました。
しかしネットで見つけたところにカウンセリングに行ってみたところ、本格的な治療がとても高額で断念。
(サイトに書かれていた金額とは違っていて、ニキビ治療は最低でも5〜6万円かかると言っていた気がします)
別の美容皮膚科でピーリングを受けるも、1度や2度では目に見えるような効果はわからず…。
おすすめされたエンビロン(レチノール配合のドクターズコスメ)を買って試しましたが、それでも悪化は続きました。
別の皮膚科へ。薬で治療+金属アレルギー検査を行い、やや改善
漢方は3ヶ月続けても変化が見られなかったので諦め、別の皮膚科へ通うことにしました。
そこでは塗り薬を治療の中心として、正しいスキンケアを続けていくスタイルでした。
スキンケアも皮膚科で処方されたものを使い、洗顔料はNOVに変え、何より塗り薬の効果でやっとニキビが治りました。
が。良かった、と思ったのも束の間、また新しいニキビができ…そこからは治ったり発生したりの繰り返しでした。
そこで受けた金属アレルギー検査では、ニッケルやクロムをはじめとした金属全般にアレルギー反応が強く出ていることが発覚。
これまではアクセサリーをつけていてもなんともなかったのに…。
30も半ばになって発症することもあるんですね…。まさかでした。
他に原因が思い当たらない方は、金属アレルギー検査を受けてみる価値は高いと思います。
(この検査でラテックスアレルギーも持っていることがわかりました…)
遅延型フードアレルギー検査を行い、アレルゲン食品を抜くも変わらず
そんな中で肌荒れの原因を調べていたら、「遅延型フードアレルギー検査」というものがあると知りました。
一般的に知られている食物アレルギーのようにすぐに重大な症状が現れるわけではないものの、食べると肌荒れや体調不良等を引き起こす食べ物を調べることができるものだとか。
保険適応外のため3万円弱ととても高かったのですが、原因がわかるならと思い受けてみました。
検査自体は、皮膚科で説明を受けて血を抜いてもらうだけで簡単でした。
数週間後に結果が出て、私の場合は卵や乳製品にその危険性があるとわかりました。
わりとよく摂取していたものだったので驚きました…!すぐに摂取をストップしました。
それでも、その期間に劇的に肌が回復するわけではなかったです。
なので、たしかに私の体には合わない食べ物だったのだろうけれども、ニキビの直接的な原因ではないのかも…と思いました。
バイト先の肌が綺麗な先輩に相談
短期の派遣バイトに入ったときのことです。
そのとき初めて会った先輩の肌がとても綺麗だったので、「何使ってますか?」等スキンケアについて聞いたんです。
それで話の流れでぽろっと「もう何使っても肌荒れがひどくて…」と漏らしたら、「そっかー、水が合わないのかな?」と言われました。
意外すぎる答えだったこともあって、そのときは特にそれについて深くは受け止めませんでした。
ですが、結果的にはその先輩の一言が答えそのものでした。
すべてを諦めた後に発覚した本当の原因
自分にできることをやり尽くしてもなお続く肌荒れに疲れた私は、原因を探るのもやめ、一度全部投げ出しました。
次にやりたいことも見つけ、それに伴い、住んでいたアパートを退去し、実家に身を寄せました。
すると、ザラザラだった肌の手触りが明らかにつるつるになっていき、肌全体がイキイキしているように見え、新しいニキビができなくなっていきました。
「スキンケアも食事も運動も睡眠も全部もはや適当にしてたのに、なんで!?」と疑問が沸いたときに思い出しました。
「水が合わない」という言葉です。
もはや確信を持って「引っ越し 水 肌荒れ」等でグーグル検索してみたら、そういう体験をしている人がたくさん見つかりました…。
そうか…一番の肌荒れの原因は「水」だったんだ…。と腑に落ちた瞬間でした。
思い返せば、一番最初の皮膚科で「何かに対するアレルギー反応が出ている」と言われたのも、水道水を飲んでいたからかも…?(沸騰させれば大丈夫だろうと思ってお茶やコーヒーや料理にガンガン使っていました)。
これまでの引っ越し(海外含む)ではこんなことはなかったので、本気で盲点でした。
また、実家ではシャワーヘッドを美肌に良いとされているものに変えていたので、それも効果があったのだと思います。
(リンク見つけられたら貼ります!)
まとめ
最初のニキビのきっかけは確かにストレスが原因だったのだと思います。
ですが、それがひどくなっていった原因は水と金属でした。
私は原因に気づくのが遅れたため、ニキビ跡が残ってしまいました…。
皮膚科に行ったけど駄目だった、肌荒れの原因がまるでわからない、という方は一度「水」を疑ってみてください。
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