フィリピン留学まとめ(効果・寮生活・雰囲気・持ち物・治安・気候・出会い・友達など)

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こんにちは。2015年にセブ島、2016年にバギオに短期語学留学に行ったつるです。

 

今回は、フィリピン留学が気になっている人に向けて、実際行ってみたらどんな感じだったのかをざっくばらんに紹介します。

もくじから気になる項目に飛んでもらえるといいかなと思います。

 

 

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費用

 

学校にもよりますが、大体は授業料(+寮費・食事・洗濯代など含む)が10万〜15万円くらいで、フィリピンへの航空券が7万円前後かかります。

あとは教科書代、ビザの代金、旅行費、お土産代などが別でかかってきますね。

 

リゾートバイトなら2〜3ヶ月くらい働けば貯まりますよ。

 

効果

 

日本で英会話スクールに通ったこともあるので言うのですが、そこにお金をかけるならフィリピンやマレーシアなどの格安マンツーマン語学留学に行ってしまった方がよっぽど英語話せるようになります。

 

日本の英会話スクールは週に1、2回1時間のグループ授業で、それを何週間も受けても、結局他の時間は普通に過ごしていただけの(楽な方に流されやすい)私にはぜんぜん身につきませんでした。

費用も時間もかなりもったいなかったなと後から思いました。

 

 

気候

セブ

 

4月だったのですが、少し暑かったです。毎日ではありませんが蒸し暑さも感じました。春でこれだと真夏はもっと暑いのだろうなと思いました。

 

バギオ

 

8月でも涼しかったです。湿気も気になりませんでした。高地ということもあって長袖は必須です。

 

 

虫は出るのか

 

バギオの学校兼宿舎には駆除業者が入って薬を撒いていたこともあってかほぼ出ませんでした。

セブではちょっと気になりました。

 

地域にもよるでしょうし、学校によっても対策は異なっているようです。

 

 

服装

セブ

 

半袖にスキニー、必要に応じてパーカーなど。基本的に薄手の服&薄着で過ごしてました。

 

バギオ

 

半袖にスキニー、必要に応じてパーカー、シャツなど。涼しい日はトレーナーに長ズボン。

 

まわりの女子はワンピースにパンプス、ショーパン、スカートにヒール、男子は半袖短パンにサンダルなど、みんな好きな格好していました。日本の夏の服装と同じ感覚で大丈夫かと思います。

 

必要な持ち物

 

洋服

 

1週間分持っていると余裕だと思います。

セブの学校では特に決まりがなく、洗濯は週に2回出せました。

バギオの学校では、1週間分の洗濯物の重さが決められていて、それをオーバーするとプラス料金が発生するシステムでした。

あと、盗難や紛失といったトラブル防止のためか、下着類は洗濯に出せませんでした。

 

 

薬と日用品(シャンプー・ボディソープ・日焼け止めクリームなど)

 

必要な量を持って行った方が楽です。

私はぜんぜん持って行かなかったのですが、知らないブランドの中からどれが良いのか選んだり、その買ったものが肌に合わなかったりしてちょっと面倒でした。

 

薬は一応胃薬を持っていったら自分は使わなかったものの、お腹を壊した友人たちに好評でした。

 

 

意外と役に立ったもの ・・・ タンブラー

 

宿舎の各所にウォーターサーバーが置いてあって自由に使えたのですが、タンブラーを持っていたおかげで好きに飲み物が飲めました。(コーヒーやティーバッグを使って)

 

友達は街でマグカップを買って使ってました。ペットボトル飲料を買って部屋に置いている人も。

 

 

 

英語の訛りはどうなのか

 

私は気になったことはなかったです。

(訛りを気にしていられる余裕もなくそんなレベルにも至っておらず)

 

 

寮の食事

 

セブもバギオも韓国資本の学校だったので、基本的には韓国料理が多かったです。チゲとかチヂミとか白米とかワカメスープとか。

名前はわからないけど美味しいメニューも食べられました。キムチは毎食何種類も出てました。

でも日本食っぽいものも出たり、中華料理っぽいものも出たり。

 

私はけっこう好き嫌いなくなんでも食べられるので、あまり参考にならないかもしれませんが、思っていた以上に野菜もたくさん出て、種類も多かったし、いつもなんの不満もなく完食していたくらいでした。

 

辛いのが苦手な友達は、有料の食堂でうどんやラーメンを買って食べたり、週末に街で買い込んだ食料を食べたりしていました。

半年くらい通っていた別の人は、「最初は味が好きじゃなかったけど慣れた」と言っていました。

 

食事についてあまりにも不安な人は日系の学校を検討するのも良いかもしれません。

 

治安について

 

バギオは他の地域に比べると田舎な分、そこまで治安が悪くはないらしい…という話でしたが、2ヶ月の間に街で5〜6人の生徒が財布やスマホを盗まれていたので貴重品管理には気をつけた方がいいです。

現地の人でもスリ被害に合っているくらいらしいので。

 

スマホや財布はポケットや鞄の上部などの見えるところに入れないというのは鉄則です。

 

有効な防犯対策として、大金を持ち歩かず、しかも財布っぽくない財布を使うのはおすすめできます。

私は現地でもらった小さい巾着袋のようなものに小銭とカードを入れていてなんとか大丈夫でした。

ある友人は「変な柄のポーチを財布代わりにしていたら盗まれなかった」と言っていました。

 

 

スパルタ制度について

 

バギオではややスパルタの学校で、平日は母国語禁止でそれを破ると罰金、平日外出禁止(街に出られない)、休日も門限あり、などのルールがありましたが、私の場合は大丈夫でした。

 

スパルタシステムの厳格さのレベルにもよりますが、遊びたい人にとっては窮屈に感じるかもしれません。

真面目に取り組みたい人にとってはそこまで問題ないのではないでしょうか。

 

期間について

 

留学経験者のアドバイザーの人から、「3ヶ月同じ場所で同じ生活をしていると絶対に飽きる。2ヶ月で終わりにするか、もしくは校舎や学校を変えるのがおすすめ。」と言われて2ヶ月にしましたが、これはまさしくその通りでした。

 

行く前は3ヶ月でも短いのでは…?と思ったりもしましたが、行ってみたら、2ヶ月目の終盤は慣れて飽きてだれてしまう、というのが実感としてありました

 

ただ1ヶ月だと短すぎだと思われる(とにかく慣れることと英語を吸収することに必死で楽しむところまで行けない)ので、丸2ヶ月間でちょうど良く終われたなと思いました。

 

その後2カ国でワーホリをしてみてわかたったのは、職場で使う英語は職場でインプット・アウトプットできるということです。

なので、語学学校は2ヶ月間でその後は実践で習得していくのが個人的にはベストかなと思います。

 

セブとバギオの学校の雰囲気の違い

 

セブではこじんまりとしたアットホームな学校に行きました。

授業もまったりしていて、平日でもみんなとおしゃれなお店に飲みに出掛けていて、英語をがっつり勉強するというより、楽しみながら英語も使う、という雰囲気でした。

 

セブの大きな学校に留学していた他の友達は、「遊ぶところがたくさんあって日本人も多い。校内のイベントも多くて、半分遊びに来てるって人が多いから誘惑に弱い人は危ないかも。大学生とか若い人がいっぱいいる。バギオは真面目にやりたい人が多くてびっくり。」と言っていました。

 

バギオは遊ぶところもSMモールくらいしかないし、バギオを選ぶ人たち=英語漬けになりたい人たち、ということかもしれません。

 

そしてバギオの学校の方が平均年齢が高かった気がします。(これこそその時のメンバーによるのかもしれませんが)

 

 

エージェントの選び方

 

ネットで見つけた4つくらいのエージェントに連絡してみて、感じが良くてしっかりしていそうなところを選びました。

(ネットで悪評が立っているところは最初から除きました)

 

 

授業のコマ数について

 

マンツーマン授業が5~7コマ+グループ授業1コマというパターンが多いでしょうか。

バギオで私はマンツーマン5コマ+グループ1コマのプランにしましたが、これが大正解でした

 

マンツーマン7コマ取っている人が周囲に多かったのですが、彼らが総じて言っていたのは、「もっと少なくしておけばよかった。」ということです。

 

なぜなら、私のいた学校は上記のクラスの他に、

 

  • 必修のモーニングクラス(朝食前の30分ほど)
  • プラスアルファで選べるフリーレッスン(夜の時間帯。最大2コマ取ることが可能だった)
  • 必修の単語テスト(夜の時間帯。30分くらい)

 

がありました。これらは平日は毎日です。

 

さらに、他にもすることはたくさんあります。

 

  • マンツーマン授業での宿題
  • 各授業の予習・復習
  • グループ授業の課題(空いた時間にみんなで集まって完成させる)
  • 単語テストの勉強
  • 1週間ごとの英作文の課題

 

などなど。

 

なので、本当に朝から晩まで英語漬けということが可能でしたが、実際疲れます。
ぐったりして体調を崩して授業を休みがちになってしまう人も何人か見ました。

 

「せっかく行くのだからがっつりやりたい」と最大まで授業数を多くしてしまうと、休息時間やアウトプットの時間、好きなことから英語を学ぶ時間(洋画を見たり、洋楽を聞いたり)が減ってしまいます。

以上の理由から個人的には少なめのコマ数をおすすめします。

 

寮の部屋について

 

私は一番格安の4人部屋を選びましたが想像よりも快適に過ごせました。

1ヶ月に一度部屋替えがあり、最初は私の他に韓国人2人・中国人1人、次は韓国人2人・台湾人1人といった編成でした。

 

運も大きいかもしれませんが、誰かと同室になると英語での会話の機会も増えるので挑戦してみても良いかと思います。

 

友達について

 

このときまで外国人の友達がいなかった私は他の国の人たちと仲良くできるか不安があったのですが、結局は友達になれて楽しく過ごせました。

最初に同じ部屋になった子たちと特に親しくしていました。

 

私は消極的な方だったのですが、積極的な子たちがいろいろ誘ってくれたりして、なんだかんだ一緒に過ごしたり遊びに出かけたり旅行に行ったりできました。

 

なので、行ってしまえばどうにかなるのかも、と思いました。

 

休日について

 

セブではまわりの人たちとおしゃれなバーやレストランに行ったり。

バギオでは、SMモールでショッピングしたり、スタバなどのカフェでお茶したり、ナイトマーケットに行ったり、バーに行ったり、マッサージに行ったり、自習室で動画を見たり、寝だめしたり…。

 

 

タクシーについて

 

街で流しのタクシーを使う機会は多く、基本的に友達と相乗りしていました。バギオではタクシーもそこまではぼったくってこない印象でした。

 

マニラでは違って、空港近くで声を掛けてきたタクシーは平気で相場の10倍くらいの値段を提示してきました。それを断って他のタクシーに交渉して「じゃあ、○○ペソで。」と約束して乗って目的地に着いたら急に割増の料金を言われたり、キリがない感じでした。

これはもう見た目がフィリピン人じゃない・タガログ語ができないとなるとふっかけられるということかもしれません。

 

ウーバーを使っている人も多かったです。(この方が楽で安全とのこと)

 

出会いについて

 

これは実際ありますね。

というのも、宿舎は言ってみれば巨大なシェアハウスです。

実際、何組もカップルができていました(笑)

 

 

最後に

 

もし迷っているなら留学フェアに行ってみるのはどうでしょうか?

 

私も学校選びに迷って行ってみたのですが、実際に話を聞いて判断できたし幅広い情報が仕入れられたので良かったですよ。

 

あと、この口コミサイトでいろいろな学校を調べたりもしました。

自分のバギオ留学が終わったときも口コミを書きました。

 

けっこうリアルな感想も書かれているので、学校を比較するのに良いと思います。

 

 

 

フィリピンの他にもマレーシア、インドネシアに英語語学留学した人たちにも会いました。

最近はその辺りも評判良いみたいですよ。

 

 

ざっくばらんにご紹介してきましたが、何か一つでも参考になれば嬉しいです。また、ご質問などありましたらお気軽にどうぞ。つるでした。