Gの生命力、半端じゃない。古くて飲食店テナントが入ってる建物、二度と住まない。
2年間様々な対策を取り続けましたが、結局、夏にはGが出ました…。
ただ、以下の方法を全部やったら遭遇率はぐっと減りました。
なので戦いの記録として攻撃と守備に分けて残しておきます。
攻撃
部屋の中でGを見るなら、物理的な攻撃は必須。
これまでに市販品を相当使った中で、実際に効果が感じられたおすすめを紹介します。
ちなみに出会ってしまったときの駆除ツールで一番おすすめなのは、食器用洗剤です。
狙って当てれば一瞬で窒息死するので、スプレー系より断然早いです。煙くならないし。
春と夏に一度ずつバルサンをたく
Gが活発に動き出す春と夏に行ってください。
春の段階で卵の中にいたGを夏に仕留めるイメージです。
ゴキブリキャップを部屋のいたる箇所に置く
※「一年間」など書かれている試用期間が終わったら必ず回収して処分してください。
期間が終わると毒エサがただのエサになってしまいます。
超音波害虫駆除機を一年中つけておく
山の中に住んでいる知人に相談したら、「これは本当に効く」と教えてくれました。
たしかに良かった!つけて数日は出没しなくなりました。
一年中つけていますが、コンセントにさしておくだけなのでお手軽で便利です。
一生使います。
待ち伏せ系のスプレーを定期的に噴射する
これは気持ちの問題かもしれないのですが、やらないよりいい気がします。
守備
Gと遭遇しないために、生活の中で気をつけることがいくつかあります。
地味なポイントですがかなり重要で、これらの守備を怠ると結局Gを外から呼び寄せてしまいます。
侵入口を塞げるだけ塞ぐ
まずやってほしいのが、物理的に外からの侵入を防ぐことです。
これはベランダのエアコンのドレンホースを塞ぐもの。必須です。
他に、洗面台の戸棚の下や排水管と床の隙間があったら塞いでください。
(私はカットしたスポンジをぎゅうぎゅうに詰めてます)
1ミリの隙間があれば入ってくるので、できれば窓のサッシの隙間もモールとかで塞いだ方が良いです。
匂いを出さない・放置しない
Gは強い匂いを好み、それに引き寄せられる習性があります。
なので、特に食べ物の匂いをそのままにしないことが大事です。
こういうのとか。
これを意識するようになってから、キッチンでGを見る頻度は減りました。
掃除とゴミ捨てをこまめに行う
水や油や生ゴミ、ほこりや人の髪の毛など、Gが好むものはたくさんあります。
なので特に彼らが活発に活動する夜中にそれを放置しておくのは危険です。
餌となるものはできるだけ室内に溜めておかない方が、Gを寄せ付けにくくなります。
キッチンシンクや手洗い場、トイレなどの水回りはアルコールとハッカを混ぜたスプレーで掃除していますが、匂いも清々しいしGの嫌いな匂いだし一石二鳥です。
ちなみにバルコニーの近くの壁でGの幼虫を見たとき、掃除してついでにサッシにハッカオイルを撒いておいたら翌日別の個体がそこで死んでいました。
匂いを香らせておくだけだと効果は薄いようなのですが、原液だとさすがにバリア機能が働いたようです。
幼虫はそんなに長い距離を移動できないので、見つけたら周辺に原因があると考えて対策を取ったほうが良いです。
生ゴミに関しては、匂いも水分もGを引き寄せるため即捨てる(部屋の外に)のがベストですが、難しい場合にはこういう乾燥機を使うのもおすすめ。
窓やドアは開けっ放しにしない
たとえ閉めていてもわずかな隙間から侵入するくらいなので、開けっ放しにするのは自殺行為です…。入り放題。
自分が部屋にいる明るい時間などにはもちろん開け放っていても大丈夫なのですが、出かけるときや夜寝るときは必ず閉めてください。
※サッシの構造的に、網戸の正しい位置はたいてい右側だそうです。
わずかな隙間も許さないよう、きっちり閉めておきましょう。
鉢植え(土、植物)に注意
恐ろしいことに、土や植物がGの寝床になります。
100均で購入した土で植物を育てていたときにGの幼虫が多数出没したことがあるのと、山に住んでいる知人から「プランターから成虫があまりに出てくるので観葉植物を捨てた」という話を聞いたので、本当に気をつけた方がいいです…。
もし植物を置くなら、ハイドロカルチャー(人工の石)で育てる方が良さそうです。
まとめ
2年間Gと戦い抜いた上で、効果が出た対策はこちら。
・ゴキブリキャップを設置
・害虫駆除機を設置
・待ち伏せスプレーを定期的に噴射
・匂いを放置しない
・掃除とゴミ捨てをこまめにやる
・窓やドアを開けっ放しにしない
・土と観葉植物に注意
ですが、結果的にお伝えしたいことは、これだけやっても夏にはどこからか侵入してくるので飲食店のテナントつきの古いマンションには住まない方がいい。ということです。
生物の生態に詳しくなった、メンタルや反射神経が鍛えられた、駆除の手際が良くなった、などのプラス面もありましたし、「二度とこういう部屋は選ばない」と心に決めることができたので、大きな学びにはなりました。
物件選びの際はどうぞお気をつけください。