一部屋目の内見を終えて、無印リノベの担当さんと打ち合わせを行いました。
この一度の打ち合わせが後の運命を左右することになるとは、まったく思っていませんでした!
物件選びの基準とスケジュール感を再度確認
まずは今回内見した物件に決めかねた理由を伝え、再度自分の中の条件を確認しました。
街の雰囲気、お部屋からの景色、マンションの雰囲気、自然の近さなど…。
もちろん予算がたくさんあれば全部手に入れられるのですが、予算は変えられないポイントの一つです。
さらに、私には「半年後にはリノベーション済の物件に入居したい」と時期の区切りというか目標があるので、そうなると物件選びにそこまで時間をかけてはいられないということが改めてわかりました。
(例えば入居時期がいつでもいいといった場合には、物件選びは縁とタイミングを待ってのんびりしても大丈夫です。)
そんなことを話しながら「こんないろいろ揃った物件なんてあるんでしょうか」「この時期までに見つかるんでしょうか」と気弱になっていったのですが、担当さんが「逆に確固たる条件がない人はいつまで経っても決められないケースが多いので、これ!っていう条件があるのは良いことです」「それを踏まえて、エリアや築年数や駅からの距離などの条件を緩和して、分母を増やしてみるのはどうでしょう?」とアドバイスをくれました。
そして、「例えば団地とか、うちは得意ですし、おすすめですよ」と。
これまで視野に入れて来なかった、団地という選択肢
賃貸を探していた時代に無印の団地リノベ(MUJI × UR)を知って、もともと興味を持ったきっかけではあったのですが、「自分で団地を買ってリノベして住む」という考えはありませんでした。
なぜかと言うと、団地はだいたいが旧耐震基準(築40年より古い)で建てられていて、なんとなくその古さの物件を買ってこれから所有することに抵抗がありました。
ですが、担当さんの話を聞いていく内に考えが変わっていきました。
・旧耐震基準の建物でも、団地のような低層住宅の壁式構造であれば新耐震基準に適合し、無印リノベが可能になる物件もある。
・住環境は良いことが多い。(日当たりの良さ、緑の多さ)
・たしかに古いけれど、管理がしっかりしていれば、そこまでの古さは感じないしむしろ綺麗な団地もある。
・同じく管理状況が良ければ例えば50年60年で朽ちることは考えにくい。(100年くらい持つかもしれないし、もし修繕積立金が貯まっていれば建て替えで新築が建つ可能性もある)
・古いがゆえに購入価格はだいぶ抑えられる。
そして、分譲マンションとしての団地と、都営・市営の賃貸団地はまったくの別物だということを初めて知りました。
(団地って聞くと荒れているイメージも持っていたのですが、それは賃貸団地の方でした)
最終的には、今までの「築20〜30年前後」という条件をなしにして、団地を探していくことに決め、一旦解散となりました。
これ以外にもためになる情報をたくさんもらい、どんな小さな疑問にも答えてくださり、とてもありがたかったです。
築年数を無視して探したら、選択肢は倍増
早速帰宅後にネットで物件探しを再開。築年数の区切りをなくすと、エリアを変えなくても他の条件を絞ってもかなりの物件が出てきました。
その中で一つ、景色が良さそうな団地の、物件Dを発見しました。自然も多そうで口コミも良いし、価格も相場の半額以下です。
担当さんに報告すると、なんと翌日、二度目の内見に連れて行ってもらえることに!
無印さんご紹介の不動産屋さんからも近い条件の物件を他に2件ほど教えていただき、計3部屋見に行くことになりました。
つづきます