ニュージーランドのカフェで働きたい人におすすめのコーヒー入門書

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ワーホリ中ニュージーランドのカフェで働いていたつるです。

 

将来ニュージーランドのカフェで働いてみたい

 

コーヒーやエスプレッソマシンについて勉強したい

 

今回はそんな人に全力でおすすめしたい本を紹介します。(私はお店のオーナーから「コーヒーの勉強に良いよ」と教えてもらいまいした)

 

 

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これを読めばニュージーランドのコーヒーについて網羅的に知ることができる

 

初心者向けにコーヒー全般についての基礎知識がわかりやすく英語で説明されている、『HOW TO MAKE REALLY GOOD COFFEE』です。

 

 

この本を作成したのはニュージーランドで1990年からカフェ・コーヒー事業を手がけている大企業だそうです。

 

Home
L’affare the coffee business. Est 1990. Bringing the best & freshest coffee to NZ. Buy coffee, Rocket coffee machines, e...

(ここのカフェで開催している単発のバリスタクラスに参加するとこの本がギフトとしてもらえるとのこと。ちなみに費用は140ドル)

 

 

充実のコンテンツ

 

本の内容は以下のようになっています。(本当はすべて英語です)

 

コーヒーの栽培方法と処理方法の概要
コーヒーの味についてのカテゴリー
コーヒーの風味と品質を評価する方法
コーヒー豆の産地とそのテイストの特色
エアロプレス、ハンドドリップ、本格的なエスプレッソマシンなどの使用方法・コツ・機器や部位の名称・説明
エスプレッソについて
ミルクのテクスチャー・作り方・注ぎ方
マシンの洗浄方法・必要な薬品・道具
ニュージーランドで主流のコーヒードリンクのメニューとレシピ

 

バリスタを目指す初心者の気持ちをとてもよく汲み取ったラインナップとなっており、写真多め・文字少なめで “見やすく・わかりやすく・英語で” コーヒーについて学べます。

 

たしかに今の時代、ネットで調べれば情報はゲットできます。

ただ、例えばコーヒーの味や風味がどうとか、産地やブレンドがどうとか、器具の名前とか、知っておきたい語彙とか、現地で主流のメニューやレシピを一つ一つネットで調べるより早くて正確です。

 

 

例1 フラットホワイト

 

フラットホワイトのレシピのページを見てみると、

  • レシピ/分量と作り方(文字)
  • コーヒーとミルクの配分(イラスト)
  • 実際のフラットホワイトの写真

が載っており、視覚的に認識しやすくなっています。

“150ml Cup,40ml duble shot,110ml lightry texured hot milk — Ensure that the milk has very little froth, but it’s still textured enought to carry without spelling.”

このように、レシピにはカップの大きさやコツも書かれています。

 

ドリンクメニューは12種類分(Ristretto, Flat White, Short Black/Espresso, Caffe Latte, Long Black, Bongo/Piccolo Latte, Americano, Cappuccino, Macchiato, Mochaccino, Long Macchiato, Affogato)載っているので、大抵のカフェで出しているものには対応できるのではないかと思います。

 

 

例2 専門用語に関して

 

“SMELL

— Fragrance — the smell of roasted coffee, prior to brewing.

— Aroma — the smell of freshly brewed coffee.

FEEL

— Body — the texture and weight of the coffee in your mouth. A thin or light body can feel watery; full-bodied delivers a heavier mouthfeel. (略)”

ほんの一部を抜粋したものですが、コーヒー用語の解説もこんな感じでシンプルにまとめられています。

また、どこ産の豆はどういった味・香りが特徴的か、といった内容も英語で書いてあるので、もしお客さんに聞かれたときなんかに使えるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

 

 

『HOW TO MAKE REALLY GOOD COFFEE』はコーヒー豆の構造からレシピ、さらにはマシンの洗い方までと広範囲をカバーしているベストオブ入門書

 

 

他のコーヒーについての本も見てみましたが、ある部分に特化した本(コーヒーの歴史・レシピ・ラテアートなど)が多かったです。あとは詳しすぎるというか、分厚くて大きくてとっつきにくかったり。

 

結果的に、バリスタに必要な知識がここまでわかりやすくまとまっている本は見つけられませんでした。さすがバリスタの卵のために作られただけあります。

持ち運びに適したサイズ感や軽さなのもポイントが高いです。

 

この唯一の難点は、日本円だとちょっと値段が張ることです。(amazon japan調べ)

輸入するからなんでしょうか?(ニュージランドにいる人は現地でゲットできます。あとNZ/AUSのamazonだと正規の値段みたいです)

 

 

ニュージーランドのカフェで働きたい人におすすめのコーヒー入門書の紹介でした。

 

 

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