〜中学時代の私〜
肌は土色だしニキビはでき続けるし、そのせいで好きな髪型にもできない…。もう嫌だ!白くてさらさらしたニキビゼロの肌になりたい!
〜高校卒業時の私〜
肌が白くなったしニキビもできないし、人から褒められるほど良くなった。肌のことで悩まなくなった!
肌悩みから解放されたくていろいろ試していたら、約1年後には、周りにも「よく治ったね。綺麗になったね」と驚かれて、自分でも信じられないくらいの変化が見られました。
そのときに「肌は変えられる!」と思ったので、同じ肌悩みを持つ誰かのためになればとまとめてみました。
1.現状は無視。「美肌になる」と決意する
小学校の高学年からニキビができていたので、私はずっと「綺麗な肌になりたい…(でもどうせ無理だろう)」という考えを持っていました。
でも“「綺麗になりたい」と思っているのと、「綺麗になる」と決意するのでは、未来は全く違うものになる”と女優さんが発言しているのを読んで、「もう今後は美肌になってやる」と決めました。
その後は、本や雑誌で肌について調べたり、後天的に美肌を手に入れた人の体験談を読んだり、肌に良いと言われていることをどんどん実践したり、行動に移していきました。
その過程で「あんなに悩んでいた人も綺麗になったんだし私もなれるかも」「だんだん良くなってきているかも」と意識が変わっていきました。
なので、今の肌状態は一旦全部無視して、「美肌になるんだ」と決めてみてください。
2.紫外線になるべく当たらないようにする
「肌トラブルの大半の原因は紫外線と摩擦」と本か何かで見た私は、徹底的に紫外線を避けるようにしました。
日焼け止めを毎日欠かさず塗る
毎日、朝起きたらよく手を洗ってから泡洗顔→化粧水→日焼け止め、というルーティーンを続けました。
これは雨でも曇りでも室内にいても同じです。
そして日焼け止めは大体3時間おきくらい(または汗をかいて顔を洗った後)に塗り直していました。
物理的に紫外線から肌を守る
紫外線量の多い春〜夏にかけては常にタオルを持ち歩き、直接肌に日光が当たらないようにタオルで日陰をつくっていました。
思い切り日が当たる教室の窓際の席に座っていたときは薄いカーテンを閉めたり、車の中ならサンシェードを活用したり。
外を移動するときも日陰を選んでいたので、家族からは「吸血鬼でもここまで日光避けないでしょ」と本気で呆れられていましたが…(笑)
ただ、そのおかげで、小学生〜中学生の頃は肌がこんがり赤黒く焼けていた(“日焼け止めは海に行くときだけ塗るもの”という認識だった)私でも、徐々に肌が白くなっていきました。
高校3年間自転車通学でも白肌をキープできました。
3.摩擦や刺激を極力避ける
“肌を擦らない”を通り越して、もはやスキンケアのとき以外は一切触らない生活をしていました。
それまでは何気なく頬杖をついたり顔をかいたりしていたのですが、それも一切やめました。
洗顔するときのポイント①泡洗顔は優しく
毎日の洗顔は、知らず知らずの内に肌を傷つけてしまいがちです。
泡洗顔を行う場合のポイントは、固めの泡を作って肌に乗せて、泡を押し当て、泡の弾力だけで洗うこと。
指を直接顔につけないことが大事です。
飛び出た小鼻の角栓などを何度もくるくるして取りたくなってしまう気持ちはよくわかります…私も汚肌時代はよくやっていました…。
でもそれをぐっとこらえて“泡のクッションだけ”で洗う方が後々は綺麗になります。
私も当時「ごしごし洗わないで本当に汚れが落ちるのかな?」と疑心暗鬼になったときもあったのですが、この洗顔方法を含め美肌のための生活を続けていたら黒ずみや毛穴の角栓は自然と目立たなくなっていきました。
洗顔するときのポイント②すすぎをしっかり
“すすぎは50回くらいすると良い”とネットか何かで見て、素直にそのくらいすすいでいました。
手ですくって顔にぬるま湯(お湯は肌を痛めるのでNG)をかけていくのですが、このときも顔に手は当たらないようにします。
タオルで顔を拭くときも、顔の方をタオルにそっと当てるだけです。
洗顔するときのポイント③シャワーもお湯も顔にはNG
最近だと田中みな実さんもインタビューで言っていたそうですが、シャワーを顔に当てるのもNGです。水圧で毛穴が広がってしまうとか。
想像以上に顔の皮膚の表面は薄いので、平気そうに思える行為でも肌には刺激となり、美肌作りを妨げてしまいます。
ちなみに、洗顔料を使った洗顔は1日2回までで、それ以上は洗いすぎで良くないそう。(日中、汗をかいたときは水で洗えば十分とのこと。私も2回までにしていました)
4.清潔を心がける
少し細かい部分なので、箇条書きにしていきますね。
- 肌に触れる前には必ず手を洗う
- 家に帰ったら髪の毛をくくったりピンでとめたりして、顔につかないようにする
- できるだけ毎日湯船につかって汗をかく
- 顔に触れるタオルは清潔なものを使う(一度濡れたタオルは使い回さない)
- 寝るときは枕にタオルを一枚敷いて、毎日取り替える
自分の手や髪の毛も顔にとっては刺激や雑菌を与えてしまう(→肌荒れの原因となってしまう)ことがあると学び、上記のことを実践していました。
最初は面倒だなと思ったりもしましたが、続ける内に慣れましたし、単純に「こっちの方が気持ちが良いな」と思うようになりました。
5.保湿する
使っていたのは基本的には化粧水のみで、乳液もクリームも使っていませんでした。
コットン派だったので、コットンにたっぷり化粧水を含ませて優しーーく肌に乗せてペタペタしていました。
巷で良いと言われているハンドプレスとかは特にしていなかったです。
化粧水は同じもの(同じシリーズの中で変えたりはしていましたが)をずっと使っていました。
自分にぴったり合うスキンケア用品を見つけられたことも良かったです。
6.夜に湯船に浸かって、早くよく寝る
“肌の再生を助ける成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムは夜22時〜深夜2時”と知ってから、なるべく早めに就寝するようにしていました。
毛穴を開いて代謝を上げるため、夜に湯船にも浸かるよう心掛けました。
これが習慣になるまでは結構難しかったのですが、次第に「ゆっくりお風呂に入って、たっぷり寝た翌朝の肌の調子の良さ」を実感したら病みつきになっていきました(笑)
7.水をこまめに飲む
人間の体の60%は水分でできていて、“とにかく体内の化学変化には水が必要”と知り、たくさん飲むことを心がけていました。
最低でも以下の5回のタイミングでコップ一杯程度の水を飲んでいました。
- 朝起きたとき
- お昼ご飯のとき
- お風呂に入る前
- お風呂から出た後
- 夜寝る前
あと、一日の中で同じ量の水を摂取するときでも、一気に大量に飲むより、少量をこまめに飲む方が体には良いらしいです。
8.食事はバランスを意識する
自分で料理をしていなかったこともあって、食事の面で気をつけていたのは「いろんな食材を食べよう」ということくらいでした。
特に野菜は不足しがちなので意識的に食べていました。
まとめ
肌が変わった習慣は、
- 現状は無視。「美肌になる」と決意する
- 紫外線になるべく当たらないようにする
- 摩擦や刺激を極力避ける
- 清潔を心がける
- 保湿する
- 夜は湯船に浸かって、早くよく寝る
- 水をこまめに飲む
- 食事はバランスを意識する
でした。
正直、慣れるまでは少し大変なことも多いかもしれません。
私も「手間だな〜」と思うことももちろんあったのですが、「美肌になるんだ」という気持ちを何度も確かめながら続けていきました。
あと、メンタル的には、“お肌の綺麗になった部分にだけ注目する”方が気持ちが楽でした。
例えば顎にニキビがあったとしても、「頬の部分はキメが細かくなってきたな!」「目の横のところ白くなった気がする!」とか、調子が良い部分を見つけるようにしていました。
それでもときどきは、「肌に悪そうなことばっかりしてても肌が綺麗な子はたくさんいるのに…」と辛くなったりもしました。
でも結局、人によってもともと持っている肌質・素質がまったく違う。
だから「人を羨んだり比べたりしても意味がないな」と気づきました。
なので、「むしろ自分の肌はこんなに荒れやすくて敏感なのに、よく頑張ってる」と自分の肌を労るよう心掛けて、丁寧にスキンケアしたり愛でてあげるようになって、次第に改善していきました。
↓美肌づくりにおすすめの本
こちらの著者の先生はクセがちょっと強めなのですが(笑)、YouTubeで動画もたくさんアップされています。
スキンケアや美容医療について、鋭く専門的かつ身近な見解を述べてくださっていて、とてもためになります。
↓こちらもおすすめです。
こちらの著者の美容家の方の綺麗さの説得力がすごい。勉強になります。