中学時代の私は四六時中オイリーな色黒ニキビ肌に悩まされていました。
ニキビ用のスキンケア用品を使っても市販の塗り薬を塗っても皮膚科に行っても治らなくて、ほぼ三年間、額やフェイスラインのニキビを髪の毛で隠して生活していました。
が、中学卒業を機にある思いが爆発しました。

もうこんなのは嫌だ!さらさらで白くて綺麗な肌になりたい!
それで一念発起して美肌作りに本気で取り組んだ結果、どんどん肌は改善していき、高校二年生になる頃にはニキビゼロの毛穴レスな白肌になりました。
ずっと肌のことで悩んでいたのが嘘みたいに、周囲からは「なんでそんなにお肌綺麗なの?」「洗顔とか化粧水とか何使ってるの?」「ほんとにファンデ塗ってないの?」と言われるようになりました。(当時めちゃくちゃ嬉しかったです)
そこで、肌トラブルがなかなか改善しなかった過去の私のような方に向けて、実際に美肌作りに効果があった方法を8つご紹介したいと思います。
1.意識を変える
もしも「綺麗な肌になりたいけどどうせ無理だろう」という考えを持っていたとしたら、「もう今後は美肌になってやる」という風に方向転換します。
でも最初はなかなかそれができない…。なかなか肌状態が改善されないと、信じきれないですよね。
なので私の場合は、本や雑誌やネットを読んで肌について調べたり、後天的に美肌を手に入れた人の体験談も読んだり、これから紹介するんですが肌に良いと言われていることをどんどん実践していきました。
その内にだんだんと「これだけやったら綺麗な肌になるだろうな」「あんなに悩んでいた人も綺麗になったんだもんな、私もなれるかも」と意識が変わっていき、行動し続けている内に、ふと「あ、良くなっていってるな」「昔に比べたら綺麗になったな」と良い面に目を向けられるようになっていきました。
2.紫外線になるべく当たらないようにする
「肌トラブルの大半の原因は紫外線と摩擦」と本か何かで見た私は、徹底的に紫外線を避けるようにしました。
日焼け止めを毎日欠かさず塗る
毎日、朝起きたらよく手を洗ってから泡洗顔→化粧水→日焼け止め、というルーティーンを続けました。
これは雨でも曇りでも室内にいても同じです。
そして日焼け止めは大体3時間おき(または汗をかいて顔を洗った後)に塗り直していました。
物理的に紫外線から肌を守る
紫外線量の多い春〜夏にかけては常にタオルを持ち歩き、直接肌に日光が当たらないようにタオルで日陰をつくっていました。
思い切り日が当たる教室の窓際の席に座っていたときは薄いカーテンを閉めたり、車の中ならサンシェードを活用したり。
外を移動するときも日陰を選んでいたので、家族からは「吸血鬼でもここまで日光避けないでしょ」と本気で呆れられていました…(笑)
ただそのおかげで、小学生〜中学生の頃は普通に夏など肌がこんがり赤黒く焼けていましたが(“日焼け止めは海に行くときだけ塗るもの”という認識だったので)、徐々に肌が白くなっていき、かつ高校3年間自転車通学でも白肌をキープすることができました。
3.摩擦や刺激を極力避ける
“肌を擦らない”を通り越して、もはやスキンケアのとき以外は一切触らない生活をしていました。
それまでは何気なく頬杖をついたり顔をかいたりしていたのですが、それも一切やめました。痒いときはテイッシュで押さえるなどして乗り切っていました。
洗顔するときのポイント①泡洗顔は優しく
毎日の洗顔は、知らず知らずの内に肌を傷つけてしまいがちです。
泡洗顔を行う場合のポイントは、固めの泡を作って肌に乗せて、泡を押し当て、泡の弾力だけで洗うこと。
指を直接顔につけないことが大事です。
飛び出た小鼻の角栓などを何度もくるくるして取りたくなってしまう気持ちはよくわかります…私もそれまではやっていました…。でもそこはぐっとこらえて“泡のクッションだけ”で洗ってください。
私も当時「ごしごし洗わないで本当に汚れが落ちるのかな?」と疑心暗鬼になったときもあったのですが、この洗顔方法を含め美肌のための生活を続けていたら黒ずみや毛穴の角栓は自然と目立たなくなっていきました!
逆に洗顔時の刺激が肌の生まれ変わりを阻害していたんだと思います。
洗顔するときのポイント②すすぎをしっかり
“すすぎは50回くらいすると良い”とネットか何かで見て、素直にそのくらいすすいでいました。
手ですくって顔にぬるま湯(お湯は肌を痛めるのでNG)をかけていくのですが、このときも顔に手は当たらないようにします。
タオルで顔を拭くときも、顔の方をタオルにそっと当てるだけです。
洗顔するときのポイント③シャワーもお湯も顔にはNG
最近だと田中みな実さんもインタビューで言っていたそうですが、お風呂でシャワーを顔に当てるのもだめです。
水圧で毛穴が広がると聞きました。
想像以上に顔の皮膚の表面は薄いので、平気そうに思える行為でも肌には刺激となり、美肌作りを妨げてしまいます。
ちなみに、洗顔料を使った洗顔は1日2回までで、それ以上は洗いすぎで良くないそう。(日中、汗をかいたときは水で洗えば十分とのこと。私も2回までにしていました)
この「肌に触らないこと」に関しては、このあたりの本にも詳しく書かれていたのでおすすめです。
|
|
4.清潔を心がける
少し細かい部分なので、箇条書きにしていきますね。
- 肌に触れる前には必ず手を洗う
- 家に帰ったら髪の毛をくくったりピンでとめたりして、顔につかないようにする
- できるだけ毎日湯船につかって汗をかく
- 顔は毎回洗いたてのタオルで拭く(一度濡れたタオルは使い回さない)
- 寝るときは枕にタオルを一枚敷いて、毎日取り替える
自分の手や髪の毛も顔にとっては刺激や雑菌を与えてしまう(→肌荒れの原因となってしまう)ことがあると学び、上記のことを実践していました。
最初は面倒だなと思ったりもしましたが、続ける内に慣れましたし、単純に「こっちの方が気持ちが良いな」と思うようになりました。
5.保湿する
使っていたのは基本的には化粧水のみで、乳液もクリーム使っていませんでした。
コットン派だったので、コットンにたっぷり化粧水を含ませて優しーーく肌に乗せてペタペタしていました。ハンドプレスとかもしていなかったですね。
化粧水は同じもの(同じシリーズの中で変えたりはしていましたが)をずっと使っていました。
6.早くよく寝る
“肌の再生を助ける成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムは夜22時〜深夜2時”と知ってから、なるべく22時には就寝するようにしていました。
習慣になるまでは結構難しかったのですが、次第に「早くたっぷり寝た翌朝の肌の調子の良さ」を実感したら病みつきになり、最終的に喜んで早寝をするようになっていきました(笑)
今はゴールデンタイムには諸説あるようですが、広い意味で「美肌のためには睡眠が大事」というのは変わらないですね。
7.水をこまめに飲む
人間の体の60%は水分でできていて、“とにかく体内の化学変化には水が必要”と知り、たくさん飲むことを心がけていました。
最低でも以下の5回のタイミングでコップ一杯程度の水を飲んでいました。
- 朝起きたとき
- お昼ご飯のとき
- お風呂に入る前
- お風呂から出た後
- 夜寝る前
あと、一日の中で同じ量の水を摂取するときでも、一気に大量に飲むより、少量をこまめに飲む方が体には良いらしいです。
8.食事はバランスを意識する
自分で料理をしていなかったこともあって、食事で気をつけていたのは「いろいろ食べよう」ということくらいでした。
特に野菜は不足しがちなので意識的に食べていました。
まとめ
ニキビゼロの美肌になるための8つの方法は、
- 意識を変える
- 紫外線になるべく当たらないようにする
- 摩擦や刺激を極力避ける
- 清潔を心がける
- 保湿する
- 早くよく寝る
- 水をこまめに飲む
- 食事はバランスを意識する
でした!
正直、慣れるまでは少し大変なことも多いかもしれません。
私も「手間だな〜」と思うことももちろんあったのですが、自分の「美肌になりたい」という気持ちを何度も確かめながら続けていきました。
あと、メンタル的には、“お肌の綺麗になった部分にだけ注目する”方が気持ちが楽でした。例えば顎にニキビがあったとしても、「頬の部分はキメが細かくなってきたな!」「目の横のところ白くなった気がする!」とか、調子が良い部分を見つけるようにしていました。
それでもときどきは、「肌に悪そうなことばっかりしてても肌綺麗な子はたくさんいるのに」と辛くなったりもしました。
でも、その子はたまたま肌が強く産まれたとか美肌の家系だとか、もともと持っている肌質・素質がまったく違うので、「羨んだり比べたりしても意味がないな」と気づきました。
むしろ「自分の肌はこんなに荒れやすくて敏感なのによく頑張ってる」と自分の肌を労ってあげると良い気がします。
諦めかけてもまた気持ちを立て直したりして、自分の肌の様子を見ながら行動してみてください。(もしまだ皮膚科を受診していなかったらまずは行ってみてくださいね〜)
だんだんとお肌は良くなると思います!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。