こんにちは、つるです。
こちらの記事で「派遣先で最高の恋人に出会った」話をしているのですが、実はこの「運命の派遣先」の仕事が決まるまでには実は一悶着ありました。
なぜ？次の仕事がぜんぜん決まらない
そのときの私は、派遣先で任期満了し、同じ派遣会社で次の仕事を紹介してもらっていました。
が、働いてもいないのに疲弊しきっていました。
なぜなら、膨大な数の求人から選び、詳細を聞いて「ここがいい！」と思って希望した仕事がことごとく不採用になっていったからです。
しかも普通にさくさく落ちるならまだしも、期待を持っていたのに結局残念な結果になるということが続きました。
「ここはほぼ確実ですよ」と言われた求人で採用してもらえなかったり、先方からの返事を1週間以上待ち続けて最終的に駄目だったり、一度OKが出た後で「寮の関係で男性しか入れなくなったので…」と断られてしまったり。
それが何度も続いたので、「なんでこんなにうまくいかないんだろう？」と焦りと不安と苛立ちで気持ちが荒みました。
先に進みたいのにぜんぜん前に進めないような気分でした。
それで、あるとき、「もう自分で選んでもこんなんじゃ埒があかない」と思ったんです。
絶望しきって吹っ切れた瞬間でした。
「もうおすすめしてもらおう」と思ってから、すべてがトントン拍子に進んだ
これまでは、「自分で選んだ、時給の良い、有名なところに行きたい」という強い思いを持っていました。
そのため、担当さんからさらっと「こちらからのおすすめも紹介できますよ」と言ったのを聞き流してしまっていました。
でも「もう自分の条件は一旦置いといて、今から働ける中で良さそうなところを紹介してもらおう」という気持ちになったので、担当さんを頼りました。
そこからはすごくスピーディに事が進みました。
電話で「ちょうど出たばかりの求人で、今一番おすすめです！」と紹介されたのは、一度も見たことも候補に入れたこともなかった募集でした。
詳細を聞いて資料を見たら確かに良さそうで、すぐに応募したい旨を伝えました。
すると2〜3日中に採用決定の知らせが入りました。
これまで右往左往して気持ちの浮き沈みも激しかった2〜3週間はなんだったのか？というくらいすんなり決まり、急に目の前がパッと開けた感じがしました。
就業先では、最高の経験ができた
そんなこんなで見つかった派遣先では、最高の恋人にも縁の続く友人にも出会え、とても楽しく幸せな経験ができました。
実は着任日の当日から「良い！来て良かった！」と思えることがいくつも起こっていました。
初めて行った町の雰囲気がすごく好きだと感じたり、親切な同僚に出会えて何から何まで教えてもらえたり、仕事がしやすい感覚があったり、もらったお弁当がすごく美味しかったり、寮も好きな感じだったり。
それから半年ほど働く中で、前に自分が「こうが良い」とうっすら考えていたことに当てはまることが多くて、いろいろと思い出しました。
例えば、「今しかできない体験がしたい」「人間関係が良いところがいい」「食事が美味しいところがいい」「英語を学べるところがいい」「温泉に入りたい」などの希望です。
それらを体験できたときに、「本当は今、叶ってる状態だったんだ」と気づきました。
派遣先を自分で選んで応募しているときは、「有名な場所（見栄？）」や「お金（時給）」に気を取られて、「自分がそこで何がしたいのか」「どういう気持ちを感じたいのか」はすっかり抜け落ちていました。
しかも一番の目的であった、留学やワーホリの資金を貯めることにも成功しました。（当初は時給が高くなかったのに、職場で仲良くなった人がお世話してくれて時給が上がりました）
トータル的に、「ここに決まるまでに何回も駄目になったのは、ここに来るためだったんだな」と深く実感しました。
まとめ
【手放した気持ち】
- どうしてもこれが良い
- これじゃなきゃ嫌だ
- 自分で全部決めたい
【これが良かった？】
- 他人に任せる
- 運に任せる
- 流れに任せる
この記事にも書いているのですが、「頑張っても頑張っても叶わないこと」って、「叶わない方が良いこと」の可能性があるなと思いました。
「がむしゃらで苦しい！叶わない！」ってときは、「そっちじゃないよ」「もっと良い道があるよ」の状態というか…。
一旦自分の「これじゃないと！」を手放してリラックスして流れに乗ってみると、思ってもみない展開が待っているのかもしれません。
▼こういうふうに「川を下る」くらいの気持ちでいる方が楽そう
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！