国内外20ヶ所以上の現場を見て気づいたキケンな保育園の特徴まとめ

Child Care

こんにちは。ここ数年で国内外合わせて20ヶ所以上の現場を見てきた者です。

 

内訳としては正職として勤務したり、臨時職員として勤務したり、派遣として勤務したり、ボランティアに行ったり、実習として行ったり。海外はイタリアとカナダとニュージーランドの園を見てきました。(働いたこともあります。)

 

 

そんな中でキケンな園(こども園・保育園・幼稚園)にありがちな特徴に気づいたので、シェアしたいと思います。

  • 子どもを入れる園の選別方法を知りたい人
  • これから働く園の選び方を知りたい人

の参考になればうれしいです。

 

 

Sponsored Link

まず私の言うキケンな園とは

 

そこに通う子どもにとってストレスフル・過酷な環境であることを指します。

これは働く職員にとっても良い雰囲気でないことも含みます。

 

そして、昔からの偏った価値観による子どもたちへの過剰な指導を行っていること

これは子どもと新人職員の心身を傷つける行為とみなします。

これは職員に対しても古い価値観を押し付けてくる可能性が大きいということです。あなたが若ければ若いほど気をつけてほしいと思います。

 

 

トイレが古い・汚い

 

 

ここは見学に行って必ずチェックしてみてください。

 

なぜなら、子ども用のトイレが汚いところは子どものことを考えていない、職員用のトイレが汚いところは職員のことを軽視している傾向にありました。

 

汚れがこびりついていてボロボロで臭うトイレを使うのなんて、普通に考えて誰だって嫌ですよね。でもそれをそのままにしてある園の経営陣は、園で生活する人間の感情に気を配っていない可能性が高いです。

 

 

子ども用・職員用のトイレが信じられないほど古くて汚くて壊れていてもそのままにしてあるような園に行ったこともありますが、そこはやはり虐待まがいの保育とすら呼べないことを行っているひどい園でした。

 

 

例えば公立の園など施設は古くても綺麗に整備されているところもあるので、特に「汚い・臭い・暗い」といったパッと感じ取れる印象を大事にして見てください。人は慣れてしまうものなので。

 

 

 

オモチャや遊具が粗末

 

子どもにとっては、生活=遊びです。遊びを通してすべてを学んでいると言っても過言ではありません。

 

その遊びに使うためのオモチャや遊具が粗末ということは、園の経営陣がその事実を知らない・もしくは重視していない、ということです。

 

粗末とは具体的にはどんな状態かと言うと、

  • 十分な種類がない
  • 十分な数がない
  • 壊れたままになっている
  • 汚くて手入れがされていない

このような感じです。

 

保育時間に毎日ローテーションで使わせているのはたった3種類のオモチャ、偏った色しかないのにそのままのクレヨン、20人のクラスに2つしかないお人形、欠けたまま放置してあるブロックなど…。

 

こういった遊びの環境設定のままだと、飽きてしまう、過剰な取り合いが起きてしまう、想像力を伸ばす機会が減ってしまう、といった事態が起こります。負のループしか生まないです。

 

保育園だったら子どもは最長5年間そこに通うわけですから、オモチャや遊具は侮らずチェックしてみてほしいです。

 

 

 

素晴らしい出来栄えの行事・行事に力を入れている

 

 

特に発表会や運動会に顕著に見られますが、一朝一夕では不可能なことを発表している園は子どもたちにそれを強制しているケースが多いです。

 

1〜2ヶ月前から来る日も来る日もプログラムの練習をしなければならないという状況を自分たち大人に当てはめて考えてみてください。好きじゃないと相当苦しいですよね。

 

しかも日本は楽しむことよりも真面目に取り組むことを重要視する価値観です。温かく和やかな雰囲気で育つべき幼児期に、できなければ怒られ、私語は許されず、砂いじりも叱られ…といった環境では楽しいものも楽しく行うことはできません。

 

そして園では、いくら興味が持てなくても苦手でやりたくないとしても「つらい」「飽きた」「気分じゃない」と抜け出すことは許されません。

園の中では、「言われたとおりにやらない=怒られる・疎外される」となる場合が多いからです。マイルドな言葉で言うと全体の和を重視する傾向にあるので。

 

 

立派な発表会や運動会、または卒園式などの練習期間中には、「他のクラスの発表を何度も見る」「運動会を通しで何回もやる」「卒業証書授与を含む2時間に渡る卒園式を通しで何回もやる」という場合が多くあります。

 

これはただじっとイスに座っていなければならない時間が長すぎることを意味します。

 

子どもの体感時間は大人の6倍以上です。子どもにとっての20分は大人にとっての2時間以上と似た感覚です。例えばそれが1時間の練習だったら、子どもにとっては6時間にも感じる訓練です…。

 

人間だって動物ですから、人から強制されて動かないでいることはよくないに決まっています。

 

その上子どもは心も体も発達段階にあり、心も体もよりたくさん動かしたいと感じる時期です。

 

こういった「幼児の特性を知らない」もしくは知っていたとしても「それより我が園の伝統を受け継がせる」「立派な姿を保護者に見せる」という方針で続けている園は多いです。

 

私なんかはそもそもとして今の時代に例えば組体操なんて何の意義があって行うのかもわかりませんでしたが、そういう、子どもの健やかな成長以外のポイントに焦点が合っている人たちにとっては当然なのかもしれません。

 

また、そういった疑問すらも抱かないほど「ただ昔から同じことをやり続けている」という園も多いです。(思考停止状態ですね。)

 

 

家族経営

 

 

保育・教育業界に限らず言われていますが、やはり家族・同族経営の園はかなり閉じきった環境である場合がかなり多いです。

 

似たような思考の人間が同じ方向を向いて経営していること、身内には甘くなりがちでオンオフや善悪が曖昧になってしまうこと、外部からの助言を受け付けない傾向にあること、などが起因していると思われます。

 

(ただ、「あなた(自分の親)は子ども主体でない保育をしている。それは間違っている!」と世界の良質とされる園を見てまわり、園の方針や中身をがらっと変えて立て直した息子園長の話も聞いたことがあるので、絶対とは言い切れませんが。でもこれがレアケースですね)

 

 

他に一応確認してほしいポイント2つ

 

職員の入れ替わりが激しい

 

一般企業でも離職率の高さは働きにくさに直結していると言われていますね。

入れ替わりが激しいのは怪しんで良いと思います。

 

ただ、注意してほしいのは、「ここで良いと思っている職員がなあなあで長く働き続けている場合もある」というところです。外部の人間から見たら異常な環境だったとしても「類は友を呼ぶ」という例もあるので…。

 

あ、派遣職員が多いところはかなり怪しいと思われます。心地良く居られない要因があるはずですから。

 

 

講師を招いている

 

聞こえは良いですが、講師が幼児教育についての理解なしに指導を行っていることもあります。

 

例えば器械体操。マットの上で講師が手本を見せ、その後で子どもたちは一人ずつやってみせる。それぞれの番が来るまで何十分も子どもを待たせるのを平気で行うような人もいます。しかもそういうときはただおとなしく待つことを強いられるケースが多いです。

体感時間については先程記述した通りです。

 

ただ、子どもが楽しくよく運動機能を使えるようなプログラムを組んで進めている講師もいますので、特徴には挙げませんでした。

 

 

まとめ

 

こんな園はキケン
  1. トイレが古い・汚い・臭い
  2. オモチャや遊具が粗末
  3. 行事が素晴らしい出来栄え・行事に力を入れている
  4. 家族経営

 

一応チェックしてほしい
  1. 職員の入れ替わりが激しい
  2. 講師を招いている

 

また、他にも、部屋・園庭が狭い、とかも避けてほしいです。

 

新人ママや保育士さんや子どもたちが良い園に巡り会えることを心から願っています。

 

こちらの記事を参考にさせてもらいました。

https://cotree.jp/columns/533