選び方要注意!元保育士が気づいた最悪な保育園の特徴5つ

Child Care

こんにちは。ここ数年で国内外合わせて20ヶ所以上の現場を見てきました、つると言います。

 

正社員や臨時職員として勤務したり、ボランティアや実習で内部に入ったり。海外はイタリアとカナダとニュージーランドの園を見てきました。(働いたこともあります。)

 

 

そんな中で最悪な園(こども園・保育園・幼稚園)にありがちな特徴に気づいたので、シェアしたいと思います。

  • 子どもを入れる園の選別方法を知りたい人
  • これから働く園の選び方を知りたい人

の参考になればうれしいです。

 

 

スポンサーリンク

最悪な園とは

 

子どもへの行き過ぎた指導、職員間のいじめ、過酷な労働条件で働かせるなど、人権侵害が当然のように行われている園をここでは「最悪な園」としています。

そこに通う子どもや働く職員にとってストレスフルな園は、あなたが思っている以上に、身近にたくさん存在しています。

 

 

特徴①トイレが古い・汚い

 

 

汚れがこびりついていてボロボロで臭うトイレを使うのなんて、普通に考えて誰だって嫌ですよね。

でもそれをそのままにしてある園もあります。その園の経営陣は、園で生活する人間の感情に気を配っていないです。

 

例えば子ども用のトイレが汚いところは子どものことを考えていない、職員用のトイレが汚いところは職員のことを軽視しているといった傾向にあります。

 

子ども用・職員用のトイレが両方とも信じられないほど古くて汚くて壊れていても放置してある園に派遣社員として行ったこともありますが、そこはやはり虐待まがいの保育とすら呼べないことを行っているひどい園でした。(すぐに辞めて通報しました)

 

 

ただ、公立の園など良い園でも施設が古い場合もあります。が、綺麗に掃除・整備されていたりするので、「汚い・臭い・暗い・故障がずっと直っていない」というのを基準にチェックしてみてください。

 

 

 

特徴②オモチャや遊具が粗末

 

子どもにとっては、生活=遊びです。遊びを通してすべてを学んでいると言っても過言ではありません。

 

その遊び・学びに使うためのオモチャや遊具が粗末ということは、園の経営陣がその“保育の基本”とも言える事実を知らない・もしくは重視していない、ということです。

 

粗末とは具体的にはどんな状態かと言うと、

  • 十分な種類がない
  • 十分な数がない
  • 壊れたままになっている
  • 汚くて手入れがされていない
  • 古いものしかない

このような感じです。

 

朝の保育時間に使えるのはたった3種類のオモチャ、偏った色しかないのにそのままのクレヨン、20人のクラスに2つしかないお人形、角が欠けて尖ったまま放置してあるブロックなどなど…。

 

こういった遊びの環境設定のままでは、子どもたちの学びの機会が奪われているだけではなく、怪我をしてしまったり、過剰な取り合いが起こって子ども同士のトラブルに発展したり、といった事態が起こります。

まして保育園だったら子どもは最長5年間そこに通うわけですから、オモチャや遊具は侮らずチェックしてみてほしいです。

 

 

 

特徴③素晴らしい出来栄えの行事や外部講師等に力を入れている

 

 

特に発表会や運動会に顕著に見られますが、一朝一夕では不可能なことを発表させている園は、子どもたち(と保育士)にそれを強制しているケースが多いです。

 

1〜2ヶ月前から来る日も来る日もそれらのプログラムの練習をしなければならないという状況を自分たち大人に当てはめて考えてみてください。

飽きもするし、相当苦しいです。

 

しかも日本の保育・教育は楽しむことやその過程よりも真剣に真面目に取り組むこと・素晴らしい結果を重要視する価値観です。

温かく和やかな雰囲気で育つべき幼児期に、一方的に言われたことができなければ怒られ、私語は許されず黙って説明を聞かされ、せめてもの手遊びや砂いじりも叱られ…といった環境は過酷そのもの。

 

そして園の共同生活の中では、いくらその子がそれに興味が持てなかったとしても、苦手でやりたくないとしても、「つらい」「飽きた」「気分じゃない」と抜け出すことは許されません。(これがそもそも間違っていますよね…)

 

そのため、おそろしいことに、立派な発表会や運動会、または卒園式などの練習期間中には、「外部講師の講習をひたすら聞く」「他のクラスの発表を何度も見る」「運動会を通しで何回もやる」「卒業証書授与を含む2時間に渡る卒園式を通しで何回もやる」という場合が多くあります。

子どもたちは何時間も椅子にじっと座らされているだけ。私語や手遊びは叱られます。

新米保育士だった私にとっても本当に地獄のように感じられました。

 

子どもの体感時間は大人の6倍以上です。なので、子どもにとっての20分は大人にとっての2時間以上と似た感覚です。

例えばそれが1時間の練習だったら、子どもにとっては6時間にも感じる訓練となります。

これを自分のことに置き換えて考えてみれば、いかに苦痛であるかわかるはずです。身動きもスマホもテレビも禁じられて何時間もじっとさせられているなんて、ありえないですよね。

 

人間だって動物ですから、人から強制されて動かないでいることはよくないに決まっています。その上子どもは心も体も発達段階にあり、心も体もたくさん動かしたいのです。

 

こういった「幼児の特性を知らない」もしくは知っていたとしても「それより我が園の伝統を受け継がせる」「立派な姿を保護者に見せる」という方針で無茶苦茶なことを続けている園は多いです。

 

そもそも今の時代に例えば組体操なんて何の意義があって行っているのか私には理解できませんでしたが、そういう、子どもたちが健やかに成長すること以外のポイントに焦点が合っている人たちにとっては当然なのかもしれません。

 

また、そういった疑問すらも抱かないほど「ただ昔から同じことをやり続けている」という園も多いです。(思考停止状態ですね。)

 

 

特徴④家族経営

 

 

保育・教育業界に限らず言われていますが、やはり家族・同族経営の園は閉塞で偏った運営をしている場合が多いです。

 

似たような思考の人間が同じ方向を向いて経営していること、身内には甘くなりがちでオンオフや善悪が曖昧になってしまうこと、価値観が異常だったとしてもそれに気づけないこと、外部からの助言を受け付けない傾向にあること、などが起因していると思われます。

 

(ただ、「あなた(自分の親)は子ども主体でない保育をしている。それは間違っている!」と世界の良質とされる園を見てまわり、園の方針や中身をがらっと変えて立て直した息子園長の話も聞いたことがあるので、絶対とは言い切れませんが。でもこれがレアケースですね)

 

 

特徴⑤職員の入れ替わりが激しい

 

一般企業でも離職率の高さは働きにくさに直結していると言われていますね。

入れ替わりが激しいのは怪しんで良いと思います。

 

ただ、注意してほしいのは、「熱意も何もない職員が惰性で長く働き続けている場合もある」というところです。また、外部の人間から見たら異常な環境だったとしても、その園の方針を好ましいと思っている人が長く勤めている「類は友を呼ぶ」現象が起きている例もあります。

 

また、派遣や臨時の職員の人数がやたらと多いところはかなり怪しいです。心地良く居られない要因があるので人が続かない傾向にあります。

 

 

最悪な園の特徴まとめ

 

①トイレが古い・汚い
②オモチャや遊具が粗末
③素晴らしい出来栄えの行事・外部講師等に力を入れている
④家族経営
⑤職員の入れ替わりが激しい

 

上記のチェックポイントに多く当てはまった場合は注意した方が良いと思います。

 

私の運が悪かったのかもしれませんが、保育の学校で学んだことを活かそうと保育士・幼稚園教諭になったのに、実際の現場に入ったらあまりにひどい園が多くて、「みんなにも気をつけてほしい」と思ってこの記事を書きました。

少しでも保育士さんや親御さん、子どもたちにとって役に立つ情報があれば嬉しいです。

良い園に巡り会えることを、心から願っています!