こんにちは。カナダでワーホリ中にスマホ・デビットカード・家の鍵・交通カード(PREST)・お金・メガネを落とした者です。
これらの体験から、同じような状況の人に向けて貴重品が「ない!」と気づいてからすべきこと5つをまとめました。
失くした物や場所や状況によって必要な情報とそうでないものがありそうなので、目的の項目に目次から飛んでもらえると良いと思います。
1 戻って探す
可能であれば、失くした場所に戻って探し、そのあたりにいる人にも聞いてみてください。
私はPREST CARDをチャージしてそのまま機械に置き忘れたことがあるのですが、気づいてすぐに戻ったら見つかりました。
大事なピアスを道に落とした友人は、翌朝探しに行ったら見つかったと言っていました。
海外とは言え、カナダはやはり治安が良い方なので、このようなケースもあります。
2 クレジットカードとスマホをとめる
もし、クレジットカード・デビットカード、スマホや携帯などを紛失した場合は、一応これらを使えないようにしておきましょう。
日本で発行したクレジットカードをとめる場合
日本のカード会社に連絡します。一般的には本人が電話をする必要があります。
日本への国際電話代がかかってしまうのが不安であれば、コーリングカードを使うと確実に10ドル以下で済みます。
コーリングカードがどんなものか、その詳しい使い方はこちらのブログ記事がとても参考になります。私もお世話になりました。
カナダのCIBC銀行のカードをとめる場合
最寄りのCIBCブランチ(銀行の支店)に行って事情を説明しましょう。
その場でPINナンバー(4桁の数字のパスワード)を変更でき、新しいカードを発行してもらえます。
行くことが難しければ、電話で事情を説明し、郵送で新しいカードを送ってもらうこともできるようです。(私は混乱もあってぜんぜん英語が頭に入ってこなくて断念しました。)
CIBCの緊急連絡先は以下です。(左側のlost,stolen or damaged cardのところ)
24時間365日受け付けています。クレジットカードとデビットカードではかける番号が異なるので気をつけてください。
もしも盗まれたことが明確な場合は、警察に届ける必要が出てきます。
スマホをとめる
カナダで契約している会社に連絡しましょう。事情を説明すればすぐに対応してくれるはずです。
私は日本から持っていったSIMフリーのスマホにPhone Boxという現地の通信会社のSIMを入れて使っていたので、電話で説明して使えないようにしてもらいました。
アカウント情報やナンバーなどを聞かれたので、契約完了した際のメールなどを用意しておくと良いでしょう。
Phone Box お問い合わせ
無料電話
1-855-886-0505
E-mail
info@gophonebox.com
サイトは日本語の仕様にもなります。
3 遺失物取扱所に届ける・問い合わせる・聞きに行く
遺失物取扱所(英語でLost and Found)で、いつ・どこで・どんなものを失くしたのかを説明しましょう。
また、見つかったときに電話で連絡をしてくれる場合があるので、スマホを失くした人は許可を得て友人や職場の電話番号を伝えておくと良いでしょう。
TTCのどこか(バス・駅・電車の中)で紛失した場合
Bay Station内にあるLost and Found(遺失物取扱所)に行って聞くか、電話で問い合わせしてみてください。
営業時間は平日の8:00~17:00。休日と祝日は開いていません。
電話番号は416-393-4100で、同じく平日のみ対応可能で、時間は12:00~17:00です。
失くしたものが財布など緊急性の高いものの場合、
- Customer Service Department 416-393-3030 (Daily from 7 a.m. to 10 p.m.)
- Customer Information Office 416-393-4636
こちらの番号に問い合わせることもできるようです。
酔っていてTTCの電車の中で財布を落としたシェアメイトがいるのですが、なんとその財布は無事に発見され戻ってきました。
1週間くらい連絡を待っていたようですが、それにしてもカナダすごいです。
施設内(ショッピングセンターや図書館など)で紛失
スタッフに聞いてみましょう。
施設内のLost and Foundで保管してくれている場合があります。
ピアソン空港内で紛失
一応、スタッフに聞いてみましょう。
ただ、その後は自分でピアソン国際空港公式サイト上で届けを出すことになる可能性が高いです。
当てはまる項目を選んだりして進めていきます。
エアカナダの飛行機内でメガネを落としたときに、エアカナダのスタッフに聞いて見つけてもらったことがあります。
落とした場所が確実でなかったので上記のピアソンの方にも届け出を出し、取り下げました。
YorkRegionのどこか(バス・駅・電車の中)で紛失
このように、使用していたルートによって連絡する番号が変わってくるので、公式サイトに飛んで確認してみてください。
道端で紛失
失くした場所から一番近い警察署に問い合わせてみましょう。次の項目で詳しく説明します。
4 警察に行く
落としたと思われる場所の最寄りの警察署に聞きに行く方法もあります。
どんなものか特徴を聞かれ、署で保管している遺失物と照らし合わせてもらえます。
パスポートを紛失した場合
この場合は有無を言わさず最寄りの警察署に行って届けを出す必要があります。
その後に在トロント日本領事館に新しいパスポートもしくは帰国渡航書の申請を行うようです。
必要書類など詳しくはこちら日本領事館のサイトに載っています。
5 精神のケアをする
大事なものを失くしたショックは計り知れません。わかります…。
ですが、自分を責めずに、「この経験を活かして次は対策を取ろう」と前向きに捉えてください。
何よりも大事なのは命です。それ以外のものは替えが効くので、重く受け止めすぎない方が良いです。
まとめ
カナダ・トロントで貴重品を紛失したらすべきことはこちら。
- 戻って探す
- カード・スマホをとめる
- 遺失物取扱所に行く or 連絡する
- 警察に行く
- 精神のケアをする
このようにできることをやったら、その後は落ち着いて過ごしましょう。
1週間くらい待って連絡がないようだったらいっそ良さそうな新品をゲットしてしまうのも良いと思います。(ポジティブに)