ワーホリメーカーのみなさんは料理って好きですか?
日本では安くて美味しいものが簡単に手に入りますし外食の値段もピンキリですが、カナダではそれがなかなか難しい…。
バイト先でまかないがなかった私は基本3食自分で用意していました。
なので今回は、トロントで節約・手抜きしつつ毎食自炊するために役立った、
- お得なスーパー
- 便利な食材+メニュー
- 参考になりすぎる動画
をご紹介します。
実際に買っていたものも写真で載せているので、参考になれば幸いです。面倒な方はまとめに飛んでもらえるといいかなと思います。
食材が安く手に入るスーパー3選
おすすめは
- No Frills
- Walmart
- 中華系スーパー
です。
No Frills
この画像の中の黄色いパッケージの商品は、No Frillsのプライベートブランドのもので、大抵一番安い価格となっています。
ここはいつ行ってもいろいろ売り出しで安くなっているので間違いないと思います。
Walmart
Walmartもプライベートブランド(画像奥の缶詰のブルーラベル)があり、やはりこれらも安いです。
また、Walmartは食料品だけでなく、日用品(洗剤、ペーパー類、服、キッチン用品、電化製品など)も種類豊富にお手頃価格に揃っているのでおすすめ。
あと賞味期限の近いものなどの値引きも多い気がします。
中華系スーパー
全体的にお手頃価格なものが多い印象です。
「なんとなく怪しい気がして中華系スーパーでは買いにくい…」と最初思っていたのですが、一度買ってみたら気にならなくなりました。むしろお得に美味しいアジア食材がたくさん手に入るのでおすすめです。
そして、これは声を大にしてお伝えしたいのですが、中華系スーパーの店で焼いているパンが美味しいので一度は食べてみてほしいです。
種類もたくさんあり、食パンも惣菜パンも食べていましたが、甘めでふっくらもちもちで美味しかった…。当時かなりハマって、トーストしたものを朝食にしたり、おやつ用に職場に持っていったりしていました。
おすすめ食材とその使い方
カナダに来てから、冷凍の食材が自炊に便利すぎるということを知りました。(出来合いのパスタなどのミール系冷凍食品は味と価格のバランスが微妙だったので省きます)
料理そんなにしたくない上に面倒くさがり、でもある程度バランスを取れた食事を取りたい…という私のおすすめは以下です。
冷凍野菜
究極に便利で、もはや洗ったり皮を剥いたりカットしたりする必要さえありません。
冷凍庫から出して使うだけ。保存方法も食べきりについても考えずに済みます。
例えば、ブロッコリーやほうれん草なんかは足が早くて長く保存がききませんが、冷凍物なら長持ちするし思い立ったら即使えます。
種類も豊富で、オクラ、人参、玉ねぎ、芋、インゲン、パプリカなどがあったり、それぞれがミックスされて売られていたりします。
「冷凍食品=手抜き、栄養バランス悪い」というイメージはまだまだ根深いんでしょうかね。物は使いようです。1食完結のものは高カロリー高塩分のものもあるけど、補助的に使わない手はない。専門家にガイドしていただき、こんな記事を以前に作りました。知ってほしい。https://t.co/7X2TbRb1CG
— 白央篤司 (@hakuo416) January 25, 2018
私も昔は冷凍ものに対して微妙なイメージを持っていましたが、現代の発達した冷凍技術で野菜の栄養価が保たれているという記事を読んだこともあり、考えが変わりました。
そのまま茹でて食べたり、トマト缶と一緒に煮てパスタやスープの具材にしたり、炒めて添え物としてお弁当に入れたりと重宝しました。
冷凍フルーツ
こんな感じのものです。
カナダではどこのスーパーでも売っていて、お得に手軽にたくさん手に入るので、主にスムージーに使っていました。
冷凍フルーツとジュースやミルク、はちみつなんかを入れてミキサーにかけるだけで簡単に美味しいスムージーができます。
主にスムージーは朝食のお供にしていました。
冷凍シーフードミックス
量が多くてお買い得で、パスタやスープ、リゾットを作るときにかなり役立ちました。
後述するyoutube動画の通りに使ったら、お店で食べるような美味しいシーフードバスタが完成して感動しました。
トマトベースでもミルクベースでも美味しいので飽きにくいですし、背わたをとったりなどの下ごしらえもいらないので便利です。
※使う前にひたひたの塩水につけておくと加熱したときに固くなりにくいです。
冷凍薄切り豚肉
画像左端奥に見切れているものがそうです。中華系スーパーで買えます。
これがまたものすごく便利なんです。
もし生の肉を買ったらその日か次の日、遅くとも2日後には調理or下ごしらえしないとだめになってしまいますよね。
でもこれなら、冷凍庫に入れておくだけ、いつでも使いたいときまで放置でいいんです。洗ったり切ったりも不要だしすごく助かりました。
しかも外国だと、こんなに薄い豚バラ肉ってなかなか売ってないんです。
おすすめメニューは、冷凍薄切り肉と白菜と酒と鍋に入れて煮るだけのミルフィーユ鍋です。楽な上に美味しいのでよく作っていました。
冷凍ミンチ
わかりにくいのですが、左側の奥、牛乳パックの手前に見えている太いソーセージパックのようなもの(白地に青い文字のもの)が、冷凍ミンチです。
おそらく何もなければこれが売っていても買うことはなかったと思うのですが、知り合いが実際に使っているところを見てその料理を食べてみて、「あれ、普通に挽肉だ。」とわかってからは何度か使いました。
このままだと石のように固い塊なので、事前にこのパッケージごと水に浸しておく必要があります。(カナダの人はシンクに水を張って半日くらい入れて放置してました)
そうするとゆるやかに解凍が進み、柔らかく使いやすくなります。
これでハンバーグやそぼろ的なものを作っていました。値段もびっくりするくらい安かったです。(セールで2ドルくらいだったときもありました。)
冷凍品以外のおすすめ
缶詰
トマト缶、クリーミーコーン缶、ビーンズミックス缶、ツナ缶、サーモン缶、チキン缶などなど。
野菜も果物、魚ももちろん、肉ですらも缶詰で見つかるので、買いだめしておけば思い立ったときにいつでも何かに役立ちます。
ワーホリだと数人での共同生活だと思うので、キッチンが空いているタイミングですぐ使える食材は重宝します。
また、スープ系の缶詰は、このまま食べたりパスタやリゾットにアレンジしたりできます。
パン系
多国籍都市トロントでは、多様多種な食パン&ベーグル(プレーン、各種シード入り、シナモン入り、ブルーベリー入りなど)、ラップ(wrap/トルティーヤ/薄い生地)、ナン、ワッフルなどがスーパーで簡単に安くゲットできます。
それらに使うジャム・クリーム・バター・ハニー・メープルシロップ、タコスやナチョスの具材なども豊富に揃っています。
日本のものより甘くないクランチピーナッツバターや有名なヌテラも美味しかったのですが、私はこういうヘーゼルナッツチョコスプレッドにすっごくハマって、トーストに塗って毎朝食べていました。
甘いものとナッツが好きならぜひ。美味しいです。
自作パンケーキ
画像右端がバターミルクパンケーキの粉です。
これに牛乳や卵を入れるだけで(面倒なときは水だけでも)簡単に美味しいパンケーキが作れます。
ところでこの食料品のブランド、“PC(プレジデントチョイス)”はなんでも質が高くてハズレがないのでおすすめです。
ありとあらゆる食品があるのですが、私は特にPCのアイスクリーム(チョコやナッツのミックス)とポテトチップス(ステーキ味)にハマりました。
がっつりした味のものを食べたいときに食べるのがたまらなかったです…。サイズも大きいのでおすすめです。
スーパーで見かけたらぜひ試してみてください。
一押し料理系youtubeチャンネル
「なんとか楽して美味しいものが作れないものか…」とyoutubeで料理系の動画を探していたときに出会ったのがこちら、キコノヒトさんのチャンネルです。
料理を紹介する数多くのチャンネルがありますが、こちらは材料も手順もごくシンプルでかつ美味しくできるという料理下手な人にぴったりの動画が揃っているんです。
中でも最初に参考にして一番感動したのがこちらの動画です。
本当に自分が作ったとは思えない美味しいパスタができました!これがワンポットで済むのが最高ですね。
さらに動画の見やすくわかりやすくハイセンスなことと言ったら…。そういう意味でもおすすめです。
まとめ
トロントで節約・手抜きしつつ毎食自炊するには
- 安く食材が手に入るスーパーはNoFrillsとWalmertと中華系
- 冷凍食品と食品缶を使いまくる
- パンやスプレッドが充実しているので活用する
- キコノヒトさんの動画を参考に簡単に美味しいものをつくる
このあたりを押さえていくとちょっと楽になるんじゃないかなと思います。
少しでも役に立つ情報があったら嬉しいです。