こんにちは。ワーホリ2カ国目のつるです。数年前にフィリピンのバギオに2ヶ月間語学留学に行きました。
ためになった・楽しかった・行ってよかったというのが、帰ってきてからすぐの感想でした。
そしてその後カナダで語学学校に通いながら、「やっぱりフィリピン留学は良かった」と心から思うようになったので、全力でおすすめする記事を書こうと思います。
なんといっても、
- 結果が出やすい
- 英語圏の国より安い
この2つのメリットが大きいです。
結果(1) 総合的な英語力が伸びた
英語をぜんぜんやってこなかった私の例になりますが、
- スピーキング → 言いたいことがまったく言えなかった状態から脱することができた
- 文法 → 基礎からやり直せた+今までわからなかった文の意味がわかるようになった(whatやthatの使い方が腑に落ちた)
- 語彙 → 課題に取り組んだり実際に使ったり人が使っているのを聞く内に増えていった
- 発音 → それまではザ・日本語英語の発音だったが、伝わる発音を身につけることができた
- TOEICの点数 → 200点アップ
このあたりの成果を実感しました。
一番下のレベルからスタートしたので、基礎から学ぶことができて逆に良かったです。カナダの語学学校にも通った後だから声を大にして言えるんですが、本当に英語初心者こそフィリピン留学が良いと思います。
マンツーマン授業のメリット
バギオ留学に行って最初の1ヶ月はマンツーマン授業で言いたいことが英語で出てこなくて発音もちゃんとやってるつもりでもできないし伝わらないしで悔しくて泣きそうになったこともありました…が、逆に言うとそれくらい英語を使う必要に迫られます。
一対一ですから、最初の頃は脳みそフル回転で授業についていこうとしていました。また、例えば言葉の使い方や意味を間違ったらその場ですぐ教えてもらえるのも良かったです。細かな疑問点もその場で聞いて解決できました。発音もネイティブに伝わらないようなものなら指摘して直してくれます。
グループ授業も大切だと知った
大抵、グループ授業も一日に1コマはあると思います。最初は「マンツーだけでいいんじゃないの?」と思っていましたが、その考えは間違ってました。
なぜかというと、グループ授業は息抜きになります。マンツーマン授業は慣れるまで本当に疲れます。慣れない英語の勉強ということもそうですし、狭い教室の個室で先生と二人っきりということで精神的にも緊張します。
でもそんな中に1コマグループ授業があると、少しリラックスできます。友達もできて仲良くなれば楽しいですし、他の人の英語を聞いて反面教師にしたり見習ったりできるのも大きなメリットです。
強制的に英語環境に身を置くことができる
私は日本人が少ない学校(全体の10%ほど)を選んだので、先生はフィリピン人でルームメイトは韓国人・台湾人・中国人、といったメンバーでした。
彼らと生活を共にするので、もう英語を使うしかありません。
朝早くなどルームメイトと話しをしながらもお互い脳みそがうまく働いておらず英語と母国語がごちゃまぜになって出てきたこともありました(笑)
遊びに出かけたときなどに日本語で話すのもストレス解消になって良かったです。
が、もしずっと日本人と一緒の部屋だったり毎日一緒の授業があったりしたら、日本にいる感覚になってしまってマイナスに作用していたような気がします。
私のように楽な方に流されやすい人は特に、日本人の少なさは重視しておきたいポイントかと思います。
結果(2) 英語を話すことへの苦手意識・恥ずかしさが薄れた
留学以前は英語を聞くと思考停止してしまう状態でしたが、少し落ち着いて英語を耳に入れる・口にする、ということができるようになりました。
(今でも焦ってしまうときもありますが、条件反射ではなくなりました)
あと、自信のなさから来る恥ずかしさが半端なかったのですが、これも徐々に慣れていきました。
スパルタ校なら母国語禁止で英語オンリーのルールがあったりするので、みんな間違えようが不完全だろうが英語を使っているので照れる必要もないです。
フィリピン留学では、飽きるほど英語を聞くし、話せます。
帰国後、東京で困っている外人さんに出会って英語でやりとりできたときに、自分が精神的に成長したことを実感できました。
留学以前の自分には到底そんなことできなかったと思います。
費用について
私の場合は、一日7コマ授業の学費(+寮での生活費が含まれていて)1ヶ月で大体13万円くらいでした。
そうなんです。
学費だけじゃなくて、一日3回の食事が出て、掃除も洗濯もやってもらえて、勉強する場所も寝る場所もリネンも全部用意されていて、しかも何コマかフリーのアクティビティ的な授業も選べて、週末の街の中心までの送迎もあって、この値段です。
今考えても安いなと感じます。
ちなみにですが、カナダの語学学校では午前中だけ(しかもすべてグループ授業)の学費+教科書代で同じくらいです。
含まれていないのは、教科書代と政府への学生ビザ代です。
教科書はレベル・科目別に何冊か必要になってくるのですが、私が行っていた学校では何週間かに一回学生による教科書フリマをやっていて運が良ければ安く手に入りました。
あとレベルアップした人や卒業する人から譲ってもらったりしました。なければ新品を学校で買うことになります。
だけどまたそれを売ることもできるので、良いシステムでした。
そしてフライトチケット代が6〜7万円くらいだとして、2ヶ月間の滞在なら必要費用は30万円くらいでしょうか。
遊びに行ったりお土産を買ったり周辺観光に行くとするともう少しかかってきますね。
ちなみに、日本人経営の語学学校はもう少し高額なケースが多いようです。(その分、食事が日本食だったり設備が整っていたりキメ細かいサービスがあったりもするらしいです)
語学学校の選び方
私の場合は、まず何よりも暑くない場所で快適に勉強したかったので、「涼しいバギオにしよう」と最初に過ごしたい町を決めました。
次は、その地域にあるそれぞれの学校を比較して「費用が安い・評判が良い・日本人が少ない」の3つが揃っていたHELP Academy Longlong Campusに決めましたが(韓国系の経営の語学学校です。)、とても満足行く留学生活を送れました。
フィリピン英語留学でバギオにあるHELP Longlongをおすすめする理由5つ
なので、学校選びの方法としては、
- フィリピンのどこで学びたいのか?
- 学校の何を重視するのか?
- 見積もりしてもらってどうか?
という風に進めて行くのがいいかもしれません。
その時期のキャンペーンによってオトクになっている学校もあったり、希望していた学校が定員オーバーで入れないこともあったりするので、エージェントを上手に使いながら決めていくといいでしょう。
あとは、フィリピン留学フェアなど合同説明会のようなイベントに参加して実際に学校の人に特色を聞いたりパンフレットをもらったりして決めるのも手です。(私も行ってみましたが、詳しく話が聞けて良かったですよ)
まとめ
オーストラリアやカナダでのワーホリが終わった後にフィリピン留学に来ている人たちも国籍を問わず一定数いて「ワーホリ前に来てれば良かった」と口を揃えて言っていました。「そしたらもっと現地で仕事も選べたしコミニュケーションにも活かせたのに」とのこと。
英語を本気で勉強したい人にこそおすすめしたい、フィリピンバギオ留学でした。
参考になれば幸いです。